日本酒を通じて、地域を、地方の価値を伝える。
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新幹線・米原駅からJRで琵琶湖沿いを北上すること約30分。かつて北国街道の宿場町として栄えた長浜市木之本町に到着する。
今もなお当時の風情が色濃く残る街並みを歩くと、まるで時代をタイムスリップしたかのような感覚に陥る。
今回、日本酒製造スタッフを募集している「冨田酒造」も、その歴史ある街のたたずまいを今に伝える木造建築の一つだ。
現在の当主である冨田泰伸さんで15代目。創業は天文年間(1530年代)にまでさかのぼり、500年近い伝統を誇る屈指の老舗酒蔵である。
日本酒好きなら、冨田酒造の銘柄「七本鎗(しちほんやり)」の名を一度は耳にしたことがあるだろう。
この名は、かつてこの地で繰り広げられた「賤ヶ岳の戦い」で武勇を挙げた加藤清正ら7人の若武者(賤ヶ岳の七本槍)にちなんで名付けられた。
蔵の顔として掲げられている看板、そしてボトルのラベルに用いられている「七本鎗」の文字は、大正から昭和にかけてこの地に逗留した美食家・北大路魯山人の筆によるもの。力強い筆運びには、七本槍の姿はもちろん、真摯に酒造りに取り組むスタッフの姿が映し出されているようだ。
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「水」と「農」が織りなす、「地」へのこだわり
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世界有数の積雪量を観測する伊吹山地。その奥山にしんしんと降り積もった雪や雨は、大地のフィルターでじっくりと濾過され、約40年の歳月をかけて蔵内の古井戸へとたどり着くそうだ。
この清らかな水こそが、「七本鎗」の骨格を形作る仕込み水だ。まさにこの地域の、土地の個性をそのまま汲み上げている。
さらに、原料となる米は、地元の熱心な契約農家とともに二人三脚で育てる「農」へのこだわりから生まれる。無農薬栽培や環境こだわり米など、滋賀の大地が育んだ米を使い、土地のストーリーを一本のボトルに閉じ込める。
滋賀の豊かな自然が育んだ「水」と「米」。そしてそれらを通じて、この「地」というものを全国に、そして世界へ伝えていきたい、と冨田さんは語る。この土地にしかない素材に職人の技が加わることで、湖北の風土を表現した味わい深い日本酒が生まれていく。
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冨田さんは、古くて新しい挑戦を続けている。
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かつて日本の酒造りの主流でありながら時代の流れとともに姿を消しつつあった「木桶仕込み」の復活や、伝統的製法「生酛造り」の復活などだ。
「新しく便利なものが次々と生まれてくる今の時代に、日本酒を取り巻く営みの中には、日本人が手放してはいけないものが多くあると感じています。それらの価値を見つめ直し、次の世代へとつないでいくこと。それも酒蔵の仕事のひとつだと思っています。」
伝統を大切にしながらも柔軟に進化を続ける冨田酒造には、年々新しい仲間が集まっている。
面白いのは、そのメンバーの多様性だ。現在活躍している蔵人には経験者もいるものの、未経験からのスタートも多い。前職のバックグラウンドもバラバラで、愛知・埼玉・北海道など、全国各地からこの土地へ「移住」してきた先輩たちが多数在籍している。まったく異なる経験を持った人たちが、地域を超えて「旨い酒を造りたい」という一つの志のもとに集まり、切磋琢磨している。それこそが今の冨田酒造の強みでもある。
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「酒造りの継承と、日本酒の未来づくり」
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ここで働くスタッフの仕事を一言で表すなら、「酒造りの継承と、日本酒の未来づくり」に他ならない。
もちろん、決して甘い仕事ではない。ずっしりと重い米を運び、秒単位での管理が求められる仕込みなど、作業の多くは手作業だ。
洗米・蒸米・麹造り・発酵管理・上槽・瓶詰め——。一連の工程では、職人の五感と「勘所」がクオリティを左右する。だからこそ、全てを機械任せにはできない。一人前のプロフェッショナルとして技術を身につけるには、やはり地道な経験の積み重ねが必要となる。
一方で、過度な肉体労働や危険を伴う環境のままでは、未来へ技術を繋ぐことはできない。
「昇降機を導入したり、はしごを登らずにフラットな床上で安全に作業ができるよう床面を整備したりと、仕事環境の改善にはかなり力を入れています」と冨田さん。伝統を守るために、働く環境を「更新」していく柔軟さも、この蔵の大きな魅力だ。
酒蔵の中に目を転じれば、真剣な眼差しで櫂(かい)を入れ、もろみと対話するスタッフの姿がある。彼らこそが、500年の重みと、日本酒の「今」を背負う表現者たちだ。
苦労の末に最高の酒が搾れたときには、仲間たちと最高の祝杯を挙げる。世界を驚かせるその一杯を、自分たちの手で生み出す手応えがここにはある。
◇
日本酒は、古くから人々の営みや人生の節目にいつも寄り添ってきた。
お祝いの席での祝杯、固めの盃、ちぎりの盃、豊かな四季を愛でる花見や月見。
あるいは、一日の終わりにほっと息をつく「今宵の一杯」。
そのすべての瞬間に、最高の酒を届けたい。
冨田酒造では、これからの500年を共につくりあげる「日本酒製造スタッフ」を増員募集する。
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冨田酒造では、より多くの人材に活躍いただけるよう、未経験者への手厚いサポート、待遇、福利厚生の充実、移住者への住まいの紹介、地域との連携サポートなどを積極的に行っています。
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//////////// 仕事内容 ////////////
◇酒造期(冬場:10月~翌5月頃)
・酒蔵にて日本酒の製造業務。
(米運び・米洗い・蒸米・麹造り・発酵管理・分析・酒粕処理・清酒ろ過・瓶詰め等)
◇酒造期外(夏場:5月~9月)
・蔵のメンテナンス、商品ラベル貼り、酒粕詰め、出荷・配達等。
※試飲会やイベントなどへの参加をお願いする場合もあります。
※田んぼへの出向も場合によりあり。
【学歴・経験不問】
※未経験者歓迎
・酒造りに興味があり、一度はチャレンジしたいという方、
経験も学歴も問いません。仲間として、いっしょにやってみましょう。
・ただし、当蔵ではチームワークを大事にして、酒造りに励んでいますので、挨拶はもちろん、円滑なコミュニケーションを心がけることができる方からのご応募をお待ちしています。
※蔵のなかは、たばこ厳禁です。たばこの習慣がある方はご遠慮いただいております。
【一つでもピンときたら】
・日本酒の魅力に惹かれている。
・誇りをもてる仕事をしたい。
・食べるのも、作るのも好き。
・職人技やモノづくりの世界に興味がある。
・伝統、文化、歴史に関心がある。
・地域の良さや地方の価値を伝えていきたい。
・チームワークで働くのが好き。
※祝杯をみんなでいっしょにあげる
仕事と仲間に出会いたい。
※自治体によるIターン支援制度などをご利用いただける可能性がございます。また、弊社でも古民家をご紹介できる可能性もございます。遠方からのご応募もお待ちしております。まずはお気軽にご応募ください。
年齢の条件と理由:あり(例外事由3号のイ・45歳未満(長期勤続によるキャリア形成のため))
総労働時間:1年あたり2050時間
9:00〜18:00
酒造期(冬場)/8:00~18:00(休憩時間2時間)
酒造期外(夏場)/9:00~18:00(休憩時間1時間)
年間休日105日(シフト制)
月平均労働日数/21.6日
酒造期(冬場)/週休1.5日
酒造期外(夏場)/週休2~3日
※お盆・年始休暇あり
・有給休暇(6ヶ月後10日)
・育児休業
JR木ノ本駅徒歩6分 車・バイク通勤OK
基本給:月給 22万5000円 〜 50万円
固定残業代:なし
【一律手当】
全員に一律で支払われる通勤・皆勤・家族手当金額:なし
全員に一律で支払われるその他手当金額:なし
【手当】
交通費支給(1万円まで)
【昇給】
あり
【賞与】
あり
※昇給・賞与については、業績や個人の能力を考慮のうえ決定しています。
◇想定年収◇
300万円~700万円
【福利厚生】
・商品購入の社員割引制度有
・半日単位での有給休暇取得可
・住宅手当支給(各種条件有り)
・移住の場合、場合によって古民家の紹介が可能です。
喫煙所:なし(敷地内全て禁煙)
※蔵の中は、たばこ厳禁です。たばこの習慣がある方のご応募はご遠慮いただいております。
Web応募
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書類選考(書類到着後7日以内)
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面接(2回:遠方の方は1回目はWEB面接)
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体験(実際に酒造りを1日体験していただきます)
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内定