NTTでは、次世代のデータセンタ向けコンピュータシステムDCI(Data Centric Infrastructure)を開発しています。
リアルタイム大量データ処理の需要増加に伴い深刻化する電力消費・計算機コストの爆発的増大という課題に対し、
光デバイスをはじめとしたの最新技術を活用する新しいコンピュータアーキテクチャ(DCI)によって、従来より大幅に高効率・低コストのコンピューティングを実現する取り組みを進めています。
本ポジションは、ソフトウェア研究を担う SIC、ハードウェア研究を担う DIC、および NTTグループの事業会社と連携しながら、
新たなDCIコンピュータシステムの企画・アーキテクチャ設計・技術仕様策定・プロダクト化検討・マーケティング・事業連携・社会実装までをリードする役割を担います。
DCIは現在、実証段階から商用化に向けて取り組みを強化している新しいコンピューティング基盤です。商用化が近づくにつれ、アーキテクチャ検討・インタフェース仕様・性能評価・運用要件といった技術的検討項目が大幅に増加し、さらに各ベンダやユーザ企業との密な調整・協創が不可欠となっています。
これらの背景から、現在のチーム体制を拡大し、DCI商用化に向けた技術検討・エコシステム形成・ユーザ連携を強化するため、本ポジションの募集を行います。
1. DCIを活用したシステムアーキテクチャ検討・実装・評価
・市中のハードウェアアクセラレータ(NVIDIA社GPU等)と光電融合技術を組み合わせた高効率データ処理の検討
・LLM等のAI処理基盤への適応手法の検討
・上記検討結果を検証システムへ実装・評価
・上記成果を、事業へ適用するための技術文書・提案資料の作成
2. 事業化に向けたエコシステム構築・仕様検討
・市中のHW,SWの技術・製品と、NTT技術製品を組み合わせたフルスタックシステムの検討と、
製品化・事業化を見据えたコストモデル検討、マルチベンダエコシステムの検討、推進
・IOWNテストベッド等を活用したPoCリード・社会実装(特にAI基盤など)
3. 1,2の推進にあたって必要な情報収集・分析
・事業会社(社内外)に対する技術ヒアリング
・市場・競合技術(AI、アクセラレータ、データセンタ技術など)の調査
■ 1. DCI/IOWN領域という先端のICT基盤に携われる
DCIは、アクセラレータ主導の高効率データ処理パイプライン、光電融合技術、リソースプール型コンポーザブルアーキテクチャを特徴とし、IOWN構想の中核を担う次世代インフラとして期待されており、 AI/映像解析PoCなど、先端ユースケースに関する技術検証に携われます。
■ 2. ソフト?ハードまで幅広く俯瞰した技術視野が身につく
部品・デバイス、ハードウェアコンポーネント、光電融合デバイス、PCIe/CXLスイッチ
OS/ミドルウェア、K8sベースのコントローラ技術、データパイプライン制御
AI/CPS向けのアプリケーション層、事業会社ユースケース
など、DCI領域では ICTスタック全体を横断 して扱います。
研究所(光電融合・アクセラレータ・分散コンピュート)、ベンダ、事業会社(ユーザ)との議論・協創を通じて、広範囲のコンピュータ技術知識を獲得できます。
■ 3. 新たなコンピュータシステムの商用化に関わる経験
技術仕様作成、マルチベンダエコシステム形成
事業会社PoC → 社会実装
団体(IOWN GF等)との接続 など
を通じて、新たなシステムを世の中に出すプロダクト化ノウハウが身につきます。
現在、約15名のメンバーで構成されるチームです。
● チームの特徴
他社経験者が多く、NTTネイティブに限らない多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成
多様な視点と技術知識が活発に交差するダイバーシティ豊かな環境
● 勤務形態
在宅勤務がメインとなり、リモートワーク中心の柔軟な働き方が可能です。
必要に応じて出社や研究所・ベンダ訪問、PoC現地対応などが発生する場合がありますが、
基本的にはオンラインを主軸としてプロジェクトを推進しています。
項目の1つ以上に該当する業務経験・スキル
1. コンピュータアーキテクチャに関する基礎知識
CPU、メモリ、アクセラレータ(GPU)などの基本構成、データパス、並列処理、I/O など、
コンピュータシステム全体を理解するための基礎的アーキテクチャ知識を保有していること。
2. ネットワークに関する基礎知識
IP ネットワーク、L2/L3 技術、帯域・遅延の概念、RDMA を含むデータ転送方式など、
システム間通信やデータ処理パイプラインを理解する上で必要なネットワーク基礎知識を有していること。
3. システム開発または検証の実務経験
アプリケーション、プラットフォーム、インフラいずれかの領域において、
要件定義・設計・実装・検証・改善などの一連の開発経験、または評価・実験の実務経験があること。
4. 技術内容を正確かつ分かりやすく伝えるコミュニケーション力
技術的背景が異なる社内外の関係者(研究所、開発会社、ベンダ、事業会社/ユーザなど)に対し、
複雑な技術内容を正確に、整理された形で説明できること
仕様調整、要件ヒアリング、合意形成を円滑に進められる対話力・文書化能力を有すること
以下の経験・スキルをお持ちの方は、より早いご活躍が期待できます。
1. ハードウェア/サーバ関連の実務経験
サーバ、ストレージ、アクセラレータ、コンピュータ関連部品の設計・開発・評価経験
光部品・光通信(光インタコネクト、光モジュール等)の実務経験
2. データセンタおよびクラウドに関する経験
データセンタの運用・構築・設備管理や、それに準じる大規模インフラの運用経験
AWS などパブリッククラウド上でのアプリケーション開発・運用経験
データセンタネットワークの設計・構築・トラブルシューティング経験
3. プロダクト企画・事業化に関わる経験
技術を基にした製品企画、マーケティング、事業推進、技術プロモーションの経験
大手企業(特に研究開発部門)や公的研究機関での 研究成果の事業化/PoC 推進/商用化検討 の経験
技術系コンサルティング(IT/先端技術領域)の経験
4. ソフトウェア/プラットフォーム領域の実務経験
仮想化・コンテナ(Kubernetes など)を用いたシステム構築・運用経験
分散処理基盤や計算リソース管理システム(K8s コントローラ等)に関する知見
例:600~1,000万円
賞与:年2回(6月・12月)
初年度の具体額は選考を通じて決定し、入社後は業績・評価によって変動します。その他、35歳まで住宅補助費(年間50~60万円)を支給します。
ライフスタイルに合わせて福利厚生メニューを選択可能なカフェテリアプランを採用しています。宿泊施設利用、アミューズメント施設利用をはじめ、健康増進(人間ドックなど)や財産形成(社員持株会、財形貯蓄、企業型確定拠出年金など)、住宅関係(住宅補助費、住宅ローン利子補給など)、育児・介護などの多彩なジャンルにわたりメニューを用意しています。
博士号取得支援制度(3年間で上限504万円支給)、海外研修(大学・研究機関派遣)、NTTグループ企業との交流、国内/海外MOT研修、自己啓発支援制度(専門知識・マネジメント・語学等)等
品川、三鷹
リモートワーク実施率 50~90%
関東地方以外に居住しているメンバもいます。
原則としてスーパーフレックスタイム制または裁量労働制
裁量研究開発手当、住宅補助費、子育て・介護手当など
正規雇用労働者の経験者採用比率(新卒を含む全採用者数に対する比率)
・2023年度:46%
・2024年度:45%
・2025年度:37%
※労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表
公表日:2026年4月1日
3年以上の職務経歴(※)をお持ちの方は、「応募」ボタンから情報をお送りください。
(※)企業、大学、研究機関などにおける研究職またはエンジニア職が対象です。任期付き(有期雇用)の教員・研究員、学振PDも含みます。学振DC、在学中のRA/TA、その他在学中の奨学金的な性格を有する研究員は含まれません。
・これまでのご研究内容(または携わってこられた開発案件の概要)
・これまでの研究開発歴(論文、特許、学会・イベントでの発表などリストを含む)
・弊社に入社後、担当したい研究開発内容など
・ご本人履歴書
代表的な論文等をお送りいただく場合も、郵送ではなく応募ページからご登録お願いいたします。上記資料をもとに書類審査させていただきます。書類審査を通過された方には、5週間以内に次の選考に向けたご連絡をさせていただきます。
尚、お送りいただいた応募書類はご返却いたしませんのであらかじめご了承ください。また、応募書類は所定の期間経過後に適切な方法で廃棄し、以後弊社にて個人情報を保管、取り扱うことはございません。