やる気って何だろうか。ほめられて力を出す人間もいれば、叱られて力を出す人間もいます。でも本当に大切なことは、自分の目標を持ち、どんなときでもその目標を見失わない決意なのです。仕事にはいくつもの壁があります。辛くて苦しい壁を、一つ一つ越えるパワーの素が「やる気」なのです。
寿司のプロは、お客様を満足させること。ならば未知のネタや新しい寿司があると聞けば、お客様よりも先に味わい、評価しなければなりません。 まさに美味しんぼの感性で情報をキャッチします。
ただ寿司が好きなばかりでは、プロとはいえません。寿司のプロは、魚を知り、お客様を知ることなのです。いくら生きの良い魚でもお客様の体調によっては、おいしくないと感じることもあります。お客様がどんな状態でも満足していただけることが、ほてい鮨のプロの資格なのです。
仕事だけが修業ではありません。上手に遊ぶことも修業の一つです。ゴルフや野球など遊びを通じて学ぶこともたくさんあります。若いうちにしっかりと遊びのマナーも習得し、仕事と遊びを区別しながら、どちらも一生懸命に楽しめる人間になってください。
寿司に情熱をかけるなら、最終目標は店を持つことです。あるいは、ほてい鮨に残って店の発展に努めたいと思われる方もいるかもしれません。どちらにせよ、一本立ちという夢を持って、好きな道を一生懸命頑張ってほしいのです。