RightTouchは、「あらゆる人を負の体験から解放することで、人と企業の可能性を引き出す」をミッションに、3.1兆円を超えるカスタマーサポート市場の変革に挑戦しています。
金融・通信・インフラ・航空など多様なラージエンタープライズ企業への導入が進み、2025年4月にはシリーズAラウンドで8億円(累計14.2億円)を調達。
現在はAIブランド「QANT」を軸に、複数のAIプロダクトを立ち上げ、事業を加速させているフェーズです。
生成AIの実用化が急速に進むなか、お客様からの引き合いや導入機会も大きく増えています。
一方で、AIプロダクトは、PoCで「動くこと」と本番業務で「使われ続けること」の間に大きな乖離があります。
顧客業務への適合、回答品質の担保、CRM・CTIをはじめとする既存システムとの連携、運用体制への組み込みなど、本番稼働までには技術だけでは解決できない数多くの論点があり、
私たちは、この "「ラストワンマイル」を埋められるかどうかが、AIプロダクト事業の成否を左右する" と考えています。
現在、この役割は少数精鋭のチームで担っていますが、複数プロダクトの同時立ち上げに対してキャパシティが追いついていません。
また、個別導入で得た知見を十分に「型」としてプロダクトへ還元しきれていないという課題もあります。
こうした課題を解決し、AIプロダクトのデリバリーをさらにスケールさせるため、新たな仲間を募集します。
ASEは、AIプロダクトにおける「PoCから本番品質への乖離を埋める専門職」です。
セールスでも純粋な開発職でもなく、顧客の業務文脈を理解し、AIプロダクトが実際の現場で使われ、継続的に価値を発揮できる状態まで磨き込む役割を担います。
一般的にはForward Deployed Engineer(FDE)やAgent Software Engineerと呼ばれる職種に近い側面があります。
ただし、RightTouchのASEは、顧客先に常駐して個別開発を行う役割でも、顧客ごとのカスタマイズを積み重ねるポジションでもありません。
ASEが目指すのは、圧倒的な型化です。
そのための手段として、自ら顧客案件を持ち、現場で得た一次情報をもとに、自ら開発・チューニング・検証・改善を行います。
個別対応の積み重ねではなく、共通構造を見極め、再利用可能なテンプレートや導入パターン、機能改善としてプロダクトや社内ナレッジへ還元していきます。
”「顧客理解」と「プロダクト化」の間をつなぎ、AIプロダクトのラストワンマイルを完成させる。”
これが、RightTouchが定義するAgent Software Engineerです。
ASEのミッションは、AIプロダクトをPoC段階の可能性で終わらせず、顧客の本番業務に実装される完成品へと引き上げることです。
そのために、ASEは自ら顧客案件を持ち、現場の業務文脈に深く入り込み
評価・検証・チューニング・システム連携を通じて一次情報を得ながら、プロダクトが本番運用に耐える状態をつくり上げていきます。
また、現場で得た一次情報をもとに、プロダクトに不足している機能を自ら開発します。
「顧客が求めているから作る」のではなく、自分が現場で掴んだ課題に対して、自分の手で解を実装する。
この姿勢こそが、ASEがAIプロダクトのラストワンマイルを完成させる原動力になります。
そして、こうした活動の最終目的は、圧倒的な型化を進めることです。
チューニングや実装で得た一次情報を抽象化し、
として社内へ還元します。
個別顧客への導入成功にとどまらず、RightTouch全体のプロダクトデリバリーをスケールさせることが、ASEの最終的なミッションです。
▼ 顧客に対して
プロダクトの専門家として、RightTouchのAIプロダクトが提供できる価値を説明するとともに、顧客の業務内容・既存システム・運用体制・期待する成果を理解し、本番稼働に向けた調整を行います。
具体的には、
- AIエージェントの回答品質・業務適合性の評価
- CRM・CTI・SaaSなどとの連携設計
- 本番運用に向けたチューニング・検証・改善
などを担当します。
顧客要望を受け止めながらも、目的は個別最適なカスタマイズではありません。
チューニングや実装で得た一次情報を他の顧客にも展開できる 「型」 へ整理することが求められます。
▼ 社内に対して
顧客の現場で得た一次情報をもとに、プロダクトチームへ改善提案を行います。
単に「顧客が求めているから」と伝えるのではなく、
- なぜ必要なのか
- どの業務課題を解決するのか
- どの顧客・ユースケースに共通する課題なのか
- 個別対応ではなくプロダクトとして型化できるか
- 機能改善・テンプレート・運用設計のどれで解決すべきか
これらを整理し、必要に応じて自ら実装まで担います。
- 顧客案件を担当し、業務要件に合わせたチューニング・評価・検証
- AIエージェントの回答品質・業務適合性の評価設計
- 本番運用に向けた設定・検証・改善サイクルの推進
- CRM・CTI・SaaSなど外部システムとの連携設計
- 現場で得た一次情報をもとにした開発・プロダクト改善
- 再利用可能な機能改善
- テンプレート・導入パターン・運用設計への落とし込み
- 導入プロセス・評価観点・設定パターンの標準化
- 社内デリバリー体制への展開
顧客との商談・提案・関係構築はBizチームが主体となって担当します。
そのためASEは、顧客折衝に時間を奪われすぎることなく、現場で得た一次情報をもとにしたチューニング・開発・型化に十分な時間を確保できます。
さらに、ASE自身が型化を進めるほど案件ごとの工数は減り、より多くの顧客へ価値を届けられるようになります。
「自分が作った型が、自分たちの仕事をさらにスケールさせる」 そんな好循環を生み出せることが、このポジションの特徴です。
【参考記事】
PoCは動く、でも「及第点」に届かない。その乖離を埋めるAI事業開発エンジニア(ASE)という仕事
https://note.com/haruki_kawashita/n/n5b99ff4222bf?magazine_key=mfe401dc628d4