NTT研究所は暗号の分野において世界トップクラスの研究開発を行っており、暗号研究を担うのがNTT社会情報研究所です。
NTTでは、量子計算機の登場によって現在の暗号が将来的に破られる可能性に備えるため、耐量子計算機暗号の研究開発から標準化、実用化に至るまで一貫して取り組んでいます。NTTはこの分野において国内外で高く評価されており、米国の標準化機関 NIST が主催する国際的な標準化コンペティションにも参画し、世界的な議論に技術的貢献を行っています。
耐量子計算機暗号分野において、NTTは高速安全な方式を複数開発していますが、これらをソフトウェア・ハードウェア上で動かすためには「高速実装」「セキュア実装」などと呼ばれる技術が不可欠です。
耐量子公開鍵暗号は急速に実用化が進んでいることから、これらの実装技術の研究開発を加速するためエンジニア・リサーチャーを募集することとしました。
耐量子計算機暗号、特に耐量子公開鍵暗号の実装に関する研究開発を担当していただきます。
■ 耐量子計算機暗号の実装研究開発
耐量子計算機暗号方式の実装において、高速化やセキュア実装(耐サイドチャネル実装)等を検討し、試作・評価まで一貫して行います。
■ 事業会社との連携による社会実装推進
NTT社会情報研究所で開発している暗号技術を社会に展開するため、実際にサービスを提供するグループ会社と協働しながら社会実装を実現します。
■ 論文執筆・学会発表
研究成果を国内外の学会や国際会議で発表します。海外開催の学会への参加も多く、国際的な研究活動に取り組む機会が豊富です。
■ 国際標準化・OSSプロジェクトでの活動
国際標準化会合への参加やOSSプロジェクトへの貢献を通じて、外部コミュニティと連携しながら研究開発を推進します。標準化コンペティションでは実装担当としての役割を担います。
■ 特許出願
高速実装技術や耐サイドチャネル実装など、研究成果を知的財産として権利化する取り組みも担当します。
暗号実装分野における世界トップクラスの技術者・研究者として国際的に活躍することで、ような知識・経験が得られます。
・暗号実装分野の最新動向に関する知識
・世界トップレベルの研究者・技術者と協働する国際的な研究経験
・基礎研究・実装最適化・標準化・社会実装まで一連の開発フェーズを横断する経験
・研究成果の論文化、国際会議での発表、標準化会合への参加を通じた高度専門性
・事業会社との連携を通じて、研究成果をサービス・プロダクトへ展開する実装力と社会実装スキル
私たちのチームは幅広い分野の暗号研究の専門家から成ります。基礎研究から標準化そしてビジネス連携まで担当しているスペシャリスト達が揃っています。
・ C言語/Python/アセンブラ(x86・ARM)での開発経験
・ Linux/Windows/Android上の使用経験
・ WSL/VMware/Docker上の使用経験
・ GitHubの使用経験
・ 暗号実装経験(高速実装/セキュア実装)
・ RSA暗号や楕円曲線暗号で使われる数学知識
・ ラズパイ/マイコン開発ボードでの開発経験
・ Java/JavaScriptでの開発経験
・ Verilogでの開発経験
・ macOS/iOS/RTOSの使用経験
・ 格子/多変数多項式/同種写像で使われる数学知識
・ バイナリ解析/通信解析の経験
・ TLS実装経験/暗号プロトコル基礎知識
例:600~800万円
賞与:年2回(6月・12月)
初年度の具体額は選考を通じて決定し、入社後は業績・評価によって変動します。その他、35歳まで住宅補助費(年間50~60万円)を支給します。
ライフスタイルに合わせて福利厚生メニューを選択可能なカフェテリアプランを採用しています。宿泊施設利用、アミューズメント施設利用をはじめ、健康増進(人間ドックなど)や財産形成(社員持株会、財形貯蓄、企業型確定拠出年金など)、住宅関係(住宅補助費、住宅ローン利子補給など)、育児・介護などの多彩なジャンルにわたりメニューを用意しています。
博士号取得支援制度(3年間で上限533万円支給)、海外研修(大学・研究機関派遣)、NTTグループ企業との交流、国内/海外MOT研修、自己啓発支援制度(専門知識・マネジメント・語学等)等
NTT武蔵野研究開発センタ
リモートワーク実施率 80~99%
原則としてスーパーフレックスタイム制または裁量労働制
裁量研究開発手当、住宅補助費、子育て・介護手当など
正規雇用労働者の経験者採用比率(新卒を含む全採用者数に対する比率)
・2023年度:46%
・2024年度:45%
・2025年度:37%
※労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表
公表日:2026年4月1日
3年以上の職務経歴(※)をお持ちの方は、「応募」ボタンから情報をお送りください。
(※)企業、大学、研究機関などにおける研究職またはエンジニア職が対象です。任期付き(有期雇用)の教員・研究員、学振PDも含みます。学振DC、在学中のRA/TA、その他在学中の奨学金的な性格を有する研究員は含まれません。
・これまでのご研究内容(または携わってこられた開発案件の概要)
・これまでの研究開発歴(論文、特許、学会・イベントでの発表などリストを含む)
・弊社に入社後、担当したい研究開発内容など
・ご本人履歴書
代表的な論文等をお送りいただく場合も、郵送ではなく応募ページからご登録お願いいたします。上記資料をもとに書類審査させていただきます。書類審査を通過された方には、34週間以内に次の選考に向けたご連絡をさせていただきます。
尚、お送りいただいた応募書類はご返却いたしませんのであらかじめご了承ください。また、応募書類は所定の期間経過後に適切な方法で廃棄し、以後弊社にて個人情報を保管、取り扱うことはございません。