機械・設備・建築といった現実世界のものづくりでは、いまも多くの知的作業が熟練者の経験に依存しています。設計、製図、図面のチェック、過去設計の検索、設計変更、設計ルールの確認、製造可能性の確認 ── そのどれもが、属人的な判断の積み重ねで成り立っています。
そして日本の製造業では、熟練技術者の高齢化と人手不足が同時に進んでいます。ベテランの頭の中にある設計の判断基準が、そのまま失われていく。これは一社の問題ではなく、産業全体の問題です。
私たちは3D×AIの技術で、この2つに正面から取り組んでいます。ひとつは設計業務そのものの自動化。もうひとつは、熟練設計者の暗黙知をコンピュータが扱える形にし、次の世代へ継承していくことです。目指しているのは、ものづくりの生産性を10倍にすること。製造業の設計課題は世界共通であり、私たちは世界No.1を狙えるポジションにいると考えています。
これは、既存の生成AIを繋ぎ合わせれば終わる仕事ではありません。
現実の設計には、複雑な3D形状、多数の部品、部品間の関係、多数の設計条件、製造上の制約、性能・品質要求、企業固有のルールが同時に存在します。しかも実際の顧客データは常に綺麗とは限らず、要求も完全には形式化されていません。
そのため「複雑な現実世界の問題を計算可能な問題へ変換し、それを高速・堅牢に解く能力」と、「大量の設計データや図面から意味を汲み取るAIの力」の両方が必要になります。アルゴリズムとAIが、面接問題ではなく本番プロダクトの競争力そのものになる会社です。
以下の分野のアルゴリズム・AI・コア技術の開発業務に携わっていただきます。ご経験と志向に応じて担当領域を相談の上で決めていきます。
・アルゴリズム開発
Computational Geometry(幾何処理、形状比較、空間処理、3Dデータの高速処理)、Graph Algorithm / Data Structure(大規模な構造の解析、関係性の探索)、Mathematical / Combinatorial Optimization、Search・Heuristics、数値計算・線形代数・高速化。Webサービス開発ではなかなか出会わない計算問題が、プロダクトの中核にあります。
・AI開発
3Dデータや図面・画像を対象とした深層学習(3D処理、画像処理)、生成AI・LLMの活用(設計支援、構造化された情報処理、AI出力の評価)。論文を読んで実装し、実データで検証し、プロダクトに載せるところまで担っていただきます。
・プロダクトへの実装
3Dスキャン技術の精度向上や新たな応用開発、業界特化型の2D / 3D CAD設計ツール開発、AIを活用した設計自動化技術の開発、関連するソフトウェア・ハードウェア開発、新技術・ソリューションの調査と検証。Research → Engineering → Product を一気通貫で経験できます。
東京大学 電子情報工学科発のスタートアップです。東京大学出身のエンジニアだけで20名程度、その他を含めると30名近くの高いレベルのエンジニアが在籍しています。
・数学オリンピック、競技プログラミングの受賞者
・AtCoder 暖色(黄色以上)のメンバーが複数在籍
・AI(画像処理、3D処理、生成AI)の研究室出身者が複数名
・ソフトウェア分野の博士研究者
幾何、最適化、機械学習、大規模なソフトウェア開発。それぞれの領域で技術的に議論できる相手が社内にいます。
創業以来、複数のプロダクトを立ち上げ、グローバル展開も経験してきました。スマートフォン3Dスキャンアプリ「WIDAR」は100万ユーザー以上・国外ユーザー8割に利用され、Apple WWDCでも紹介されています。BtoB向けにも3DやAI技術を駆使したシステム開発力が評価され、順調に事業拡大しています。
現在は高い開発品質を維持するため、外部への委託を減らし、自社内での開発力強化に取り組んでいます。その中核となるアルゴリズム・AIのコア技術を担っていただく方を募集します。
・言語 / ライブラリ:TypeScript, React, Python, Django, FastAPI, C#, .NET, Unity, flutter
・インフラ:Amazon Web Service, Microsoft Azure, Terraform
・ソースコード管理:GitHub
・フルフレックス制で、柔軟に働くことができます
・オープンで話しやすい雰囲気で、困ったらすぐに相談できる体制になっています
・エンジニア目線での改善提案がいつでも歓迎される、風通しの良い環境です
エンジニア職として、ほかに以下の求人も出しています。ご経験・志向に応じてどちらでもご相談ください。
・本求人(3Dアルゴリズム・AI開発エンジニア):幾何処理・最適化・機械学習といったコア技術そのものを専門に担いたい方向けです(想定年収800万〜1,400万円)。
・【即戦力・テックリード候補】フルスタックエンジニア:フロントエンドまたはバックエンドで既に専門性をお持ちの即戦力〜テックリード層向け。プロダクト全体の実装を担う立場です(想定年収700万〜1,200万円)。
・【第二新卒・キャリア初期歓迎】フルスタックエンジニア候補:専門領域を絞らず、幅広く担える人材へ育っていただく前提のポジションです(想定年収500万〜700万円)。