妊産婦健診、分娩介助、産後ケア、家族計画、性感染症予防のための教育や啓発活動、性暴力被害や望まない妊娠に対する対応などを行います。妊婦健診が浸透していない地域も多く、検査機材も限られ、また産婦人科医師不在の状況下でのハイリスク・異常分娩に対応する場面も多くあります。出生率が高い地域ではなるべく帝王切開を避け、できる限り経膣分娩を目指すため、助産師の判断と役割が重要になります。
派遣期間の目安は6カ月から1年間です。
- チームマネジメント業務(勤務表の作成、医薬品や物品の管理・発注、活動レポートの作成やデータ管理、現地スタッフの採用・評価、 他部署との連携・調整)
- 現地助産師、看護師への日常的な指導、技術向上トレーニングの企画・実施
- 正常分娩に加え、双胎、骨盤位、HDPなどのハイリスク経膣分娩(吸引分娩、会陰切開・縫合含む)の指導・介助
- 腹部エコー(推定体重、胎位、胎向、羊水量、胎盤の位置)
- 弛緩出血の対応(バクリバルーン挿入、管理)
- 経膣分娩後、必要時、胎盤用手剥離
- 新生児蘇生の実施・指導
- 流産治療・中絶ケア(内服、MVA、腹部エコー)
- 家族計画(コンドーム、IUD、インプラント、ホルモン注射等)の実施・指導
- 産科医のいないプロジェクトでの搬送の判断・指示、帝王切開の判断と外科チームへの依頼・指示
- 性暴力ケアの実施・マネジメント
- コミュニティとの連携
- 現地TBA(Traditional Birth Attendant:伝統的分娩介助者)への働きかけと協働
- 必須2年以上の臨床経験
- 必須ハイリスク管理・異常分娩介助の豊富な経験
- 必須新人やチーム内での指導・教育の豊富な経験
- 必須英語で業務ができること
- ※CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)にて、英語はB2レベル以上
- ※採用条件としてフランス語は必須ではありませんが、派遣先の多くがフランス語圏であるため、英語に加えフランス語(A2レベル以上)話者を積極採用します
- 必須NCPR (Neonatal Cardio-pulmonary Resuscitation)の認定証保持
- 歓迎ALSO (Advanced Life Support in Obstetrics)の認定証保持
- 歓迎フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語などの他言語が話せる
- 歓迎性暴力被害者へのケアの経験
- 歓迎NGOで助産師としての活動経験
- 歓迎HIV/エイズなどの感染症を持つ妊産婦の分娩介助経験
- 歓迎熱帯医学の知識または臨床経験
- 歓迎離島、へき地、途上国など人材や資材に限りがある環境での臨床経験
- ※日本の臨床現場では通常経験しないスキルが、初回の派遣から求められます。MSFの活動地に近い環境を別機関等で経験した上で応募されることをお勧めします。
必須医薬品、臨床ガイドライン、難民の健康、結核、産科学など途上国での医療活動に必要な臨床や薬品に関する情報をで公開しています(英語)。PDFや電子書籍のほか、スマホアプリでも配信中です。書籍は説明会会場で閲覧できます。