パワーシート、シートヒーター、エアバッグ、各種センサーなど、現代の自動車シートには、多数の電子部品が組み込まれています。これらの電子部品に動力となる電力と制御のための電気信号を伝達する「ワイヤーハーネス」の最適な配線経路を設計します。
【Point1】
機械設計と電気設計、双方の知識が求められる専門性の高い業務
この業務では、自動車シートの機械的な構造を理解した上で、ワイヤーハーネスという電気部品の最適な配線経路を設計します。シートの可動域や周辺部品との物理的な干渉、電磁的なノイズの影響など機械と電気、両方の視点から課題を解決する必要があるため、多角的な技術知識を習得できます。
【Point2】
未経験から、計画的に専門スキルを習得
入社後は、まず先輩設計者の指導のもと、CADを使用した作図業務など、補助的な業務からスタートします。OJTを通じて、製品知識、設計手順、図面作成のルールなどを基礎から学ぶことができます。あなたのスキルレベルに合わせて段階的に業務をお任せするため、着実に成長できる環境です。
【Point3】
大手自動車メーカーの安定した環境で、専門性を高められる
勤務地は、日本の自動車産業をリードする大手メーカー。長年の製品開発で培われた、世界トップクラスの品質と思想に基づいた業務プロセスを実践的に学ぶことができます。安定した経営基盤と充実した福利厚生のもと、長期的な視点で専門スキルの向上に集中することが可能です。
【仕事内容】
自動車シートに搭載される、ワイヤーハーネスの搭載設計および関連業務です。
大手自動車メーカーのシート設計チームの一員として、自動車シートに搭載されるワイヤーハーネスの、最適な配線経路を3D-CAD上で設計する業務に携わっていただきます。
<ワイヤーハーネスとは・・・>
車両内の各装置に、動力となる「電力」と、制御のための「電気信号」を伝達する部品群です。主に、複数の電線を束ねたものと、機器に接続するためのコネクタなどで構成されています。
【具体的な業務内容】
STEP1:自動車シートの3Dデータ作成
ベースとなる自動車シートの骨格(フレーム)やクッション、カバーなどの3Dデータを、専門の3D-CADソフトを使用して作成、または既存データを修正します。
STEP2:ワイヤーハーネスの配線経路の検討
作成したシートの3Dモデル上で、ワイヤーハーネスの最適な配線経路を検討・設計します。
STEP3:配線経路の図面化
決定した配線経路を、製造部門が正確に再現できるよう、2Dの図面に作成します。ハーネスを固定するクランプの位置や種類、保護材(コルゲートチューブ等)の適用範囲などを、図面上に明確に指示します。
STEP4:他部署との打合せ・調整
シートフレームの設計担当者や、電子部品の設計担当者と、ハーネスを通すための穴や切り欠きの追加、コネクタの配置変更などについて技術的な打ち合わせや調整を行います。
STEP5:自動車組立現場での確認
試作車両が組み立てられる際に、組立現場に赴き、設計した通りの経路でハーネスが組付け可能か、作業性に問題はないかなどを、現物で確認します。