国家公務員 中途採用選考試験/就職氷河期世代
正社員/職種未経験OK/業種未経験OK/学歴不問/完全週休2日
正規雇用経験がない。活躍機会に恵まれなかった。
それでも掴めるチャンスがある。
それが『就職氷河期世代』が対象の国家公務員中途採用者選考試験。全国にある各府省の拠点で、この選考を通じてこれまでに800人以上が採用されています。
ある職員は、面接でこう尋ねました。「募集要項には学歴や経験は不問とありました。しかし実際には、専門技能や豊富な経験を持つ方や、正規雇用経験のある方が優遇されるのではないですか?」と。同じように思われる方も多いでしょう。
選考で重視されるのは、「これまでの経験を踏まえて、どのように公務に取り組みたいと考えているか」という応募者の考え。学歴や職歴、年齢にとらわれることなく、選考が行われます。
生まれた時代の社会情勢というやむを得ない理由によって、ポジションに恵まれずにいた。厳しい環境の中でも、未来のためにひたむきに努力を重ねてきた。そのエネルギーは、この国の未来を切り開く強い推進力となるはず。
あなたの力を必要としている、活躍の場がここにあります。
----- 募集要項 -----
【職種名】
国家公務員 中途採用選考試験/就職氷河期世代
【仕事内容】
国家公務員として、各省庁にて幅広い職務を担います。今回の採用では「事務(氷河期)区分」「技術(氷河期)区分」「刑務官(氷河期)区分」に分かれ、希望の区分と第一次選考試験地を選択して受験が可能。職務において実績が認められれば、早期登用も可能。
<職務は、以下の3つに区分されます>
※各区分は採用予定に応じて各地域試験に分かれています。
各官署における一般の行政事務に従事します。たとえば政策立案に必要なデータ集計や資料の作成など。自身の手がけたものにより、国が動く実感を得られるはずです。
各府省において情報技術関連業務や河川、道路、公園、官庁施設などの調査・計画・施工・管理等の技術的業務などに従事します。経済活動の基盤づくりや、自然災害の多い日本において人々の安全にもかかわる重要な職務です。
刑務所、少年刑務所又は拘置所にて、被収容者に対し、日常生活の指導、職業訓練指導、悩みごとへの指導などを担当。また、刑務所等の保安警備にも従事します。
※それぞれの地域に分かれた「試験の区分」は「受験案内」でご確認ください。
※受験申込み時に、希望する「試験の区分」を選択していただきます。選択できる区分は1つ。複数の申込みがあった場合、受験できない可能性があります。また、受験申込みの受理後における区分の変更は認められません。
【応募資格】
学歴不問/職種未経験歓迎/業種未経験歓迎/社会人未経験歓迎/ブランクOK
- 1966年4月2日から1986年4月1日までに生まれた方
※詳細な応募資格については、人事院「国家公務員試験採用情報NAVI」(https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/senkou/hyougaki.html)をご参照ください。
【募集背景】
人材の多様化を推進している各府省。民間からの採用を強化しており、2020年からは就職氷河期世代を対象とした募集を行なっています。雇用情勢により活躍の場に恵まれずにいた方々が、すでに全国各地にある各府省の拠点で活躍中。今回も、熱意を胸にご活躍いただける方を新たにお迎えする運びとなりました。事務区分・技術区分・刑務官区分合わせて、24府省等で合計177名の採用を予定しています。
※採用予定数は、2026年5月11日現在のものであり、変動する場合もあります。
【雇用形態】
正社員
※6か月間の試用期間(条件付採用期間)があります。その間の給与や福利厚生などの待遇に変動はありません。
【勤務地】
47都道府県に所在する国の行政機関が所在する庁舎などに配属となります。
採用予定の府省および採用予定数については、人事院「国家公務員試験採用情報NAVI」(https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/senkou/hyougaki.html)内の、府省別の採用予定数に関するPDFよりご確認ください。
【交通】
勤務先により異なります。
【勤務時間】フレックスタイム制/標準労働時間7時間45分(コアタイムは9時〜16時の間において、各省庁によって2時間〜4時間の設定となります。)
※職種により交替制の場合あり
※業務の状況に応じて残業が発生する可能性があります。
※4週間の勤務時間数の合計を変えずに、1日の勤務時間を長く・短くすることが可能です。
【給与】
月給23万2000円〜+各種手当+賞与年2回(年間計約4.65月分)
※経歴や試験区分に応じて決定します。
【月収例】33万円
(内訳:月給+地域手当+扶養手当)
※40歳で採用された高卒・東京都特別区内勤務・子1人の職員の場合のモデル給与
※超過勤務手当を除く
※額等は2026年4月1日現在の「一般職の職員の給与に関する法律」の規定によるもの。
<年収例>550万円/40歳
(内訳:月給+地域手当+扶養手当+期末手当+勤勉手当)
【休日休暇】
- 完全週休2日制(土日)※職種により交替制勤務の場合もあります。
- 祝日
- 年末年始(6日間)
育児休業制度 取得・復帰実績あり
- 年次休暇(有給)(年20日(4月1日採用の場合、採用の年は15日)。残日数は20日を限度として翌年に繰り越し可。)
- 介護休暇
- 特別休暇(有給)(夏季(3日)、産前・産後、結婚、子の看護等、出産、忌引、ボランティア等)
- 病気休暇(有給)
<産休・育休取得実績も豊富>
2024年度には、6814人の職員が育休を取得。男性職員の取得率は85.9%、女性職員の取得率は102.2%です。復帰後も子育てをしながら働き、定年まで勤め上げる職員が多数活躍しています。
【福利厚生・待遇】
- 昇給年1回(1月)
- 賞与年2回(6月、12月/年間計約4.65月分)
- 健康保険、厚生年金保険
- 国家公務員災害補償法制度
- 通勤手当(1か月当たり最高5万5千円)
- 超過勤務手当(全額支給)
- 地域手当(東京特別区内勤務の場合/俸給月額の100分の20)
- 本府省業務調整手当(行政職俸給表(一)1級の場合9,200円)
- 扶養手当(子月額1万3千円)
- 住居手当(月額最高2万8千円)
- 単身赴任手当
- 職員宿舎あり
- 財形貯蓄制度
- 退職手当制度
- 健康診断
- 人間ドック一部補填あり
- ワークライフバランスに係る制度充実
- 研修制度充実
※額等は2026年4月1日現在の「一般職の職員の給与に関する法律」の規定によるもの。
----- 取材担当者のコメント -----
【取材から受けた会社の印象】
取材時にお話を伺ったのは、2021年より国土交通省で働く二宮さん。地方公共団体の非正規職員として土木関係の仕事に従事しており、何度か転職を試みたものの「経験はあっても、文系だから」「経験はあっても、正規雇用ではないから」という理由で採用に至らず、壁にぶつかることが多かったそう。氷河期採用試験の存在を知り、最後のチャンスだと思い応募を決めたといいます。
強く印象に残ったのは、二宮さんの強い向上心。「さまざまな立場の人と関わりながら、新しい知識を吸収できるのが嬉しい」「仕事を通して出会ったすべての人を尊敬しています」「もっと社会のためになる仕事ができるようになりたい」といった言葉から、こうした姿勢が採用につながったのだろうと感じました。
二宮さんのように氷河期採用を通じて各府省に配属された方は、既に多数。意欲を強みにステップアップしたい方にぴったりの募集だと実感した取材となりました。
【この仕事のやりがい&厳しさ】
【やりがい】 国民の生活を支えているという実感が味わえます。
二宮さんに入職後印象的だった仕事について聞くと、担当エリアの道路凍結に伴う通行止めとその解除、除雪や凍結防止作業などの対応を行なった事例について聞かせてくださいました。道路は人の移動はもちろん、物流にも欠かせないインフラ。その安全を守るために力を尽くし、無事対応を完了させたときには、非常に大きな達成感を味わうことができたそう。仕事を通して多くの人の生活や社会に貢献できていると日々実感できる点は、このポジションならではのやりがいです。
二宮さんはこれまで、地方公共団体の非正規職員として働いていたそう。正規職員として仕事をするようになったことで、一緒に働く先輩陣の背中を見ながら「どんなキャリアを描いていこう」と考えることも多くなってきたといいます。日々さまざまな分野のプロフェッショナルと関わりながら仕事ができるため、学びが多い点も刺激になっているそう。向上心を持って働き続けられる点も、大きな魅力と言えるでしょう。
【厳しさ】 緊急対応が発生することも。
生活を支える重要な業務を担当するため、時には予測できない事態によって急激に忙しくなり、長時間勤務を余儀なくされることもあるそう。二宮さんは、担当地域の道路が冬季の寒波で凍結した際、道路の通行止めやその解除、除雪・凍結防止作業に関する各種の対応等に非常に苦労した経験があるといいます。こうした点はある程度覚悟しておく必要がありそうです。
予測できない事態の対応に当たるときでも、焦りは禁物。小さな判断ミスが大きな余波を生む可能性があります。例えば、天候不順により通行止めとなっている道路がある場合。通行止め区間内の状況を誤って伝達したり、不具合を見逃してしまうと、通行止め解除が遅れ、道路の利用者に多大な不便を強いる可能性も。万が一にもこうした事態に陥ることがないよう、細心の注意を払わなければならないというプレッシャーを感じる場面は多いとのことでした。
【この仕事の向き&不向き】
【向いてる人】 チームワークを大切にできる方
各府省にはさまざまな立場の方がおり、連携して仕事を進めることが多くなります。丁寧な情報共有をしたり、困ったときには迅速に相談したりと、コミュニケーションを重視して周囲と連携しながら働ける方に向いています。
【向いてない人】 自分から学ぶことができない方
自分自身で目的意識を持って学ぶ努力をしなければ、成長や活躍にはつながりません。受け身にならず、地道な努力が必要です。