当園のテーマは、単に「遊ぶ」ことではありません。子どもたちが時間を忘れ、我を忘れて没頭する「遊び込む」時間を何よりも大切にしています。
一般的な「一斉保育」のように大人が決めた時間割に沿って動くのではなく、子どもが自ら「やりたい!」を見つけ、工夫し、失敗し、また挑戦する。そんな「自由保育」の環境こそが、これからの時代に必要な創造力、自ら学び行動する力を育むと信じています。
緑に囲まれた広い園庭や、四季折々の自然そのものが子どもたちの教科書です。
・自然との共生:見守る木に登り、雨上がりの水たまりを川に見立ててダムを作る。花びらを集めて色水を作り、季節の移ろいを肌で感じます。
・伝統と食育:竹林でのタケノコ掘り、炭火で焼いた「メザシ」を頬張る体験、昔ながらの餅つきなど、五感をフルに使う行事が日常に溢れています。
・専門講師との交流:ネイティブの先生との英語遊び、豊かな感性を形にする「アトリエ(造形)」、力いっぱい体を動かす体操教室。教諭と専門講師が一体となり、子どもの多面的な才能を引き出します。
私たちの役割は、知識を一方的に教えることではありません。子どもの自由な発想を尊重し、隣で一緒に驚き、発見を楽しむ。それは放任ではなく、子ども一人ひとりの心の動きを丁寧に見守る高度な保育です。
まもなく創立60周年。この地で培ってきた「子どもを信じて待つ」という教育は、地域の方々からも深い信頼を寄せていただいています。
園には20代から70代まで、幅広い世代の先生たちが在籍しています。中途採用の先生も多く、「ガチガチのカリキュラムではなく、もっと子どもの個性に寄り添いたい」という想いで集まった仲間たちです。
子どもがイキイキと「遊び込む」ためには、まず先生が心に余裕を持ち、保育を心から楽しんでいることが大切。私たちは、そんな「先生も子どもも、自分らしくいられる場所」であり続けたいと考えています。