測量本部と工事本部の2部があります。 どちらも経験して頂き、適材適所とあなたの希望を伺い、配属を決めます。
■測量本部は、いわゆる一般測量です。 ここでまず「測量」とは何か、を研修して頂きます。 具体的には、適した現場を選びますので、一緒に現場へいきましょう。 現場には社用車を使って移動します。 そこで器材の使い方、扱い方、また何を納品するために必要なアプローチなのかを身に着けて頂きます。 そのビジョンを持っていないと、選点が徒労に終わり、二度手間になったり、精度が下がったりして お客様へ納品できい状態になるリスクが生じます。 また、基準とした場所が工事で飛んだりして、復旧・復元でいないなんて事態も。 現場を見渡し、あらゆる場面を想像し、その想像ひとつひとつに手順を踏み、 その中から最良と決定した方法を1つ決め、仕事に取り掛かります。 先を見据える力、段取りは、測量にとって要です。 ここでは、それを身に着けて頂きます。 次に社に戻り、とっていたデータを整理し、キャドを使って製図したり、画像の整理を行います。 その際も、この内業が何を納品するために必要な業務なのかを明確に覚えて頂きます。
測量の仕事は多岐に渡ります。 上記をどれだけ繰り返し経験したかで、技量が決定します。 同じ依頼でも、土地や環境、場所や季節によってアプローチは異なります。 測量の経験値に「これ」という唯一の者は存在しません。 基本を踏まえ、いかに応用バージョンで制度の高い納品をしたかが勝負です。
ですから、年数は必然的に比例します。 しかし、ある一定の期間を経ると、格差が生じてくるわけですが、 そのときにはもう、あなたは「新卒 新入り」ではなくなっていることでしょう。
■工事本部は、いわゆる建築測量=墨出しです。 2D(=図面)を3D(実際の空間、建物)に出していく、構造物の基軸となる仕事です。 ミリ単位の計算が立て続けに巡り、図面を解析し暗算しながらポイント(点)を取り、繋ぎいで線(=墨)とする。 その点と墨を信頼して、コンクリートが流され、鉄骨が組まれ、開口、ボード、配線がされていきます。 この仕事に、油断できる瞬間は1秒もありません。 これを仕事として身に着けて頂きます。
まず現場に出て頂くことから始めます。 そこでは、技術云々の前に「安全教育」から、頭に叩き込んで頂きます。 建設現場では、ケガ=災害。 ルールの徹底は仕事の一環。 災害の元となる近道行動、不安全行動は、「仕事ができない人間」「無能な社員をかかえる会社」としてランク付けられます。 安全認識は、この仕事を始めるあたり最初の1歩です。
次に、墨出し工事の実務を積んでいくわけですが、 必ずしも、1~10の工程があるとして、1から経験できるわけではありません。 3から始まる、または5やって2やって、など工程は順序良くとはなりません。 仕事として参画する以上、新入りもベテランも取引先には関係ない話。 研修中なんで1から勉強したいです、などという「勉強」にお金を出す企業などないわけです。 ただし、1~10まできっちり指導します。
ここでも繰り返し繰り返し研鑽を積む中で、 1~10までの順番を頭の中で整理していく。 我々が出した墨を、次に誰が使うのかを常に念頭に入れ、正確に正確に精度を上げていく。 2人1組で仕事をしますが、どっちが先輩(=職長)でどっちが後輩(=手元)かなど関係ありません。 全ての墨出し職人が、イイもの造りををする、といったマインドで現場に向き合っていきます。
誰にでも最初はあります。 全社員であなたが一人前になる日まで全力で支えます。 緊張感あふれる厳しい仕事です、楽ではありません。 でも、楽しいか楽しくないか。 それはこれからあなたが出逢う諸先輩らが、この仕事を続けている理由、と同じなのかもしれません。
お待ちしております。