【採用背景】
100年に1度と言われる車の変革期の中で、ステアリングやブレーキなど安全に関わる機能の電動化や、様々なECUやセンサからのリアルタイムな情報を駆使した高度な自動運転の普及が進んでいます。住友電工はそれら機能を動かすために必要な電源・通信環境、いわゆる車のインフラ機能をECUとワイヤーハーネスのセットで提供できる国内トップ企業であり、オートネットワーク技術研究所はその研究開発を担っています。進化する機能に対し、安全、安心な車のインフラをスピーディに顧客に提供すべく、将来ECU技術の開発、開発のDX化に携わっていただける方の採用を行います。
【取扱製品】
当社は車載用のワイヤハーネス(W/H)で世界シェアトップ(約30%)。車のインフラ(電源供給、通信)をW/H(世界シェアトップ約30%)と下記の車載ECU製品(電源、通信、ボディ制御を総合的にできる国内トップメーカ)にて供給しています。
当社では自動運転など高度化する車の電子化を支える製品群を展開しています。バッテリー及び発電機の電力を各装置へ安全に分配する「電源ボックス」では、ショート等の異常発生時に素早く電路を切り替え、ワイヤーハーネスを守りながら、必要なシステムには電力を供給し続ける独自の制御システムを搭載しています。加えて、ライトやドアなど電装品をまとめて制御する「ボディECU」、車内ネットワークを整理して情報をつなぐ「ゲートウェイECU」を提供し、安心・安全な移動の実現に貢献しています。更に電源、通信、ボディ制御機能を統合した「ボディドメインコントローラ」も開発にも注力しています。
【具体的な担当業務】
将来ECUの研究開発において中国の開発スピードに追いつくため、開発期間を大幅に短縮する活動を進めています。システム/ハード/ソフトの全領域に渡ってプロセス改革を進めていますが、当部署ではハードを担当しており、現在、以下の取り組みを行っています。
①Automotive SPICEのHWE(ハードウェアエンジニアリングプロセス)の導入
②回路ブロックデータベース構築
③ハード設計要件データベース化
④回路設計デザインレビューの自動化
⑤PCB設計において、部品配置、パターン配線の自動化
その中で、まずは⑤を担当していただきます。
ただ、初めての取り組みでもあり何が正解か分からない中、自分でテーマを見つけて取り組むことも可能です。自主的に課題を見つけ、前向きに推進できる人を希望します。
【業務の流れ】
開発期間を大幅に短縮するプロジェクトは25年下期から始まったばかりであり、今後2年間で成果が出せるように取り組んでいます。ただ、プロセスを改革(DX)していく必要があることから、かなり高いハードルだと思っています。開発期間1/2化までには、最終的には5年程度かかる可能性があります。具体的な業務の流れは下記の開発サイクルを回していきます。
・現状の開発課題を整理
・DX開発案件の抽出(効果の大きいものから優先して取り組む)
・FS(実現性検証、投資と効果、開発優先度…etc)
・DX技術 本開発
・トライアル⇒本運用
初めての取り組みでもあり何が正解か分からない中、自分でテーマを見つけて取り組むことも可能です。自主的に課題を見つけ推進できるところが魅力です。
【出張頻度】
研究開発のフェーズによって変わります。おおよそのイメージは以下です。
探索段階:1回/月、先行開発段階:2回/月、製品開発段階:1回/週
出張先:各カーメーカー(豊田、厚木、宇都宮、広島、等)
各ツールベンダー(名古屋、東京、等)
欧米や中国に行く場合もある(1回/年程度)
【使用ツール(ソフト・デバイス等)】
Mathworks:Matlab、SystemComposer、RequirementToolbox
図研:DesignGateway、DS-CR、GENESYS
その他:各種DX関連ツール(AI・最適化、シミュレーションなど)
…等
【組織のミッション/当社の社会的意義】
自動車業界は今、100年に1度の変革期にあります。ステアリングやブレーキなど安全に関わる機能の電動化、車載センサやECUからの膨大な情報を活用した高度な自動運転の実現など、車両に求められる役割は急速に広がっています。
その進化を支えるためには、機能単体ではなく、車両全体に安定して電力と情報を届ける“車載インフラ”の高度化が不可欠です。住友電工グループは、ECUとワイヤーハーネスの両面からこの領域を支えており、オートネットワーク技術研究所はその研究開発を担っています。
当組織のミッションは、将来の車載インフラのあるべき姿を捉え、顧客に先んじてインフラを支える価値あるECUを提案し、安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献することです。
【仕事のやりがい/魅力】
・100年に1度と言われる車の変革期の中で、最先端技術の研究開発ができます。
・自分で研究テーマを策定して推進することができます。
・研究テーマの探索段階から先行開発→製品開発→量産までを、一気通貫で経験する
ことができます。
【キャリアパス】
入社後は、まずハードウェア領域の技術担当として、回路設計・評価・要素技術検討を通じて製品理解を深めていただきます。
その後は、製品テーマやご志向に応じて、ECUシステム全体を見据えた開発業務や、システム・ソフト・メカとの連携プロジェクトにも関わっていただきます。
将来的には、ECUシステム開発におけるマネジメント、あるいはそのさらに上流にあたる「将来の車両要件からあるべきインフラやECU仕様を検討する業務」へとステップアップすることも可能です。
回路設計の専門性を磨きながら、システム視点や上流視点を獲得できるキャリアを築ける環境です。
<変更の範囲>
総務、人事、経理、営業、事業計画等の企画・調整。調査等の業務、設計、生産技術、
営業技術、研究開発等の専門技術的業務
①必須要件
・製品分野は問わず、アナログ/デジタル回路設計の実務経験をお持ちの方
・回路設計、部品選定、基板設計、試作、評価、対策を一通り経験がある方
※車載関係の経験は不問
②歓迎要件
・車載機器(ECU等)または高信頼性製品の開発経験
・電気電子工学/情報工学専攻のバックグラウンド
・設計業務におけるDX推進(設計自動化、データ活用、ツール開発 等)の経験
■ 契約期間:期間の定めなし(正社員)
■ 試用期間:あり(3カ月)
■ 勤務時間
8:30 〜 17:15 (標準労働時間 7時間45分、休憩 60分)
※フレックスタイム制あり(コアタイムは部門により異なる)
■ 時間外・休日・深夜労働に対する特別の割増率:あり
主席以上には深夜割り増しを除いて基準外賃金は支給しない。
■ 休日・休暇
年間休日120日以上(完全週休2日制、年末年始休暇、夏季、GWなど)
年次有給休暇20日(※)(翌年繰越は最高20日)
積立休暇 (最高50日まで有給休暇を積立可能)
リフレッシュ休暇、5日連続有給休暇、特別休暇 (慶弔休暇 など)
計画有休制度(個人計画有休5日、部門計画有休2日)
半日有給休暇、時間単位有給休暇 ほか
※初年度は入社月により異なります。
■ 賃金:経験、能力等を考慮し、当社規定により支給いたします。
初任給:大卒 月給30万6000円(2026年4月実績)
修士了 月給32万6200円(2026年4月実績)
昇給:年1回 (4月)
賞与:年2回 (6月・12月)
■ 諸手当
通勤手当、残業手当、家族手当、家賃補助手当(条件により家賃の最大50%を支給(上限額あり))
■ 加入保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
■ 福利厚生
財形住宅貯蓄、退職年金、企業年金基金、共済会、持株会
カフェテリアプラン制度(自主選択型福利厚生制度)
育児休業(満3歳到達まで)、
短時間勤務(小学6年生を終了するまで)
介護休業(2年以内) など
三重県四日市市
<変更の範囲>
当社国内外各事業所(関連会社及び関係する諸団体含む)