仕事内容:
◎この仕事が作るもの◎
お任せするのは、大手企業のIR・統合報告書制作におけるリサーチ、資料整理、構成案作成、原稿執筆の補助です。
「IR」「統合報告書」と聞くと、投資家向けの数字や業績情報をまとめた資料をイメージされるかもしれません。
JBAが手がけるIR・統合報告書は、企業の中長期的な価値を、投資家・株主・社員・求職者・顧客・社会に伝えるための重要なコミュニケーションツールです。
単に売上や利益、財務データを並べるのではなく、その企業がどのような社会課題や市場環境の中で、どのような戦略を描き、どのように事業を成長させ、どのような価値を社会に提供しているのかを読み解きます。
実際には、以下のような企画・原稿を作成します。
- 企業の中長期戦略や成長ストーリーを伝える企画
- 事業ポートフォリオや競争優位性を整理する企画
- 財務情報と非財務情報をつなげて、企業価値を説明する企画
- 研究開発、人材戦略、サステナビリティ、DX、ガバナンスなどの取り組みを紹介する企画
- 経営者メッセージやCFOメッセージ、事業責任者インタビューの原稿
- 投資家や株主に向けて、企業の将来性や成長可能性を伝える企画
これらの成果物は、以下の目的で活用されます。
- 投資家・株主に、企業の中長期的な成長ストーリーを伝える材料
- 財務情報だけでは見えにくい、技術力、人材、組織文化、顧客基盤、ブランドなどの非財務価値を伝える材料
- 経営戦略や中期経営計画の背景を社内外に伝える材料
- 社員が、自社の戦略や社会的意義を理解する材料
- 学生や求職者に、その会社の強みと未来の方向性が伝わる材料
- 顧客、取引先、地域社会などに、企業の存在意義を説明する材料
- 企業が長年積み上げてきた技術、事業基盤、現場力、顧客価値を言語化する材料
この仕事は、単なるライティングではありません。
大手企業の経営、事業、財務、技術、人材、サステナビリティ、ガバナンスを読み解く「企業研究」に近い仕事です。
研究で培った、資料を読み込む力、根拠を確認する力、複数の可能性を比較する力、論点を構造化する力がそのまま活きます。
◎具体的な業務内容◎
最初から統合報告書の本文を一人で書く仕事ではありません。
まずは、資料の読み込み、整理、要約、分類、事実確認、論点整理、競合比較、AI出力の確認などから担当いただきます。
業務は、成果物単位で進めます。
たとえば「今週はこの会社の中期経営計画を読み、重点戦略を整理する」「このテーマについて競合他社の統合報告書を比較する」「AIが出した原稿案を一次資料と照合する」といった形で、週ごとに進める範囲を決めながら進行します。
平日は研究の合間にリサーチを進め、土日にまとまって構成や執筆を行うなど、研究生活と両立しやすい進め方が可能です。
①資料の読み込みと構造化
- 中期経営計画、決算説明資料、有価証券報告書、統合報告書、サステナビリティレポートなどを読み込み、企業の戦略や事業構造を整理する
- 事業ごとの売上構成、利益構造、成長領域、競争優位性を整理する
- 経営者メッセージ、CFOメッセージ、事業責任者インタビュー、社内資料を読み込み、経営方針や意思決定の背景を整理する
- 研究開発、人材戦略、DX、サステナビリティ、ガバナンスなど、非財務領域の取り組みを整理する
- 財務情報と非財務情報を接続し、その企業がどのように中長期的な価値を生み出しているのかを構造化する
- 統合報告書に掲載すべき情報を選定し、その選定根拠を明示する
②競合・外部環境の分析
- 同業他社の統合報告書、IR資料、サステナビリティレポートを調査・比較する
- 国内競合で情報が不足する場合、海外競合の事例・戦略・レポートまで調査範囲を広げる
- 対象企業の強みが、競合環境の中でどのように形成・維持されているかを整理する
- 業界構造、市場環境、社会課題、規制動向、技術変化などを調査する
- 投資家やステークホルダーに対して、どのような情報を伝えるべきかを整理する
今後は積極的に海外企業の統合報告書、アニュアルレポート、サステナビリティレポート、海外競合のIR資料、英語論文、技術資料などを読むことをやっていきたいと考えています。英語の資料を読むことに抵抗がない方は、特に力を活かせます。
③AI出力の検証とファクトチェック
この仕事では、生成AIを積極的に活用します。
ただし、AIが出した内容をそのまま使う仕事ではありません。
AIは、大量資料の一次要約、論点抽出、競合比較、構成案のたたき台作成、原稿案の作成などに使います。
一方で、AIの出力には、数字の誤り、固有名詞の誤り、文脈の取り違え、重要な情報の抜け漏れ、企業固有の意味合いの見落としが含まれることがあります。
そのため、以下のような確認が必要です。
- AIが生成した要約・原稿案・比較表について、数値・固有名詞・事実関係・文脈の整合性を一次資料と照合する
- 売上、利益、事業構成、年度、KPIなどの数字が正しいかを確認する
- 経営方針、中期経営計画、サステナビリティ方針との整合性を確認する
- 資料の文脈とズレていないかを確認する
- その企業にとって本当に重要な論点かどうかを判断する
- AIでは拾いきれない重要な文脈、違和感、抜け漏れを確認する
AIを使うからこそ、人間の読解力、判断力、検証力が重要になります。
研究で日々行っている「読む」「疑う」「調べ直す」「根拠に戻る」という姿勢が、そのまま活きる仕事です。
④論点と構成の整理
- 膨大なリサーチ素材から、統合報告書の構成案、テーマ設定、章立て、切り口を設計する
- 中期経営計画・経営方針と、事業戦略・人材戦略・サステナビリティ戦略・財務戦略との接続を整理する
- 企業文化・組織風土・価値観が、どの事業活動や制度、取り組みに表れているかを資料から特定する
- 投資家や株主、社員、求職者に対して、どの順番で何を伝えるべきかを整理する
⑤大学生インターンへのフィードバック
- インターン生が収集・要約・分類した資料に対して、重要度の判断、論点の精度、調査の方向性について具体的なフィードバックを行う
- 必要に応じて、企業資料、IR資料、競合資料の調査において、資料選定と分類をディレクションする
アピールポイント:
◎AI活用について◎
この仕事では、生成AIを積極的に活用します。
主な活用領域は、以下です。
- 大量資料の一次要約
- IR資料・統合報告書の論点整理
- 財務情報・非財務情報の分類
- 競合企業との比較
- 構成案のたたき台作成
- 原稿案の作成
- インタビュー原稿の整理
- 統合報告書本文に使う素材の抽出
ただし、AIが出した内容をそのまま使う仕事ではありません。
AIは作業を高速化します。
人が担うのは、事実確認、重要度判断、文脈整理、構造化です。
AIの出力に違和感を持ち、資料に戻って確認できる方に向いています。
AIを便利な道具として使いながら、最後は人間が文脈を読み取り、企業にとって本当に意味のある情報を選び、伝わる形に整えていきます。
◎扱う情報の性質◎
JBAは、大手企業の社長・役員・管理職・現場社員に対して、継続的にインタビューを行ってきました。
業務では、Web上の公開情報だけでなく、以下のような資料を扱います。
- 統合報告書・アニュアルレポート
- IR資料・決算説明資料・有価証券報告書
- 中期経営計画資料
- サステナビリティレポート・人的資本開示資料
- 経営者インタビュー・CFOインタビュー・社員インタビュー
- 事業説明資料・社内向け資料
- 業界資料・競合企業の公開情報
これらの情報には、外部に公開されていない一次情報が含まれる場合があります。
公開情報と一次情報を組み合わせて読み解くことが、この仕事の特徴です。
業務で知り得た情報を研究発表・論文・SNS・外部資料等に利用することはできません。
業務開始前に守秘義務契約を締結します。
求める人材:
◎対象となる方◎
以下のような方を想定しています。
- 修士課程在籍者
- 博士課程在籍者
- ポスドク
- オーバードクター(OD)
- 満期退学者
- 非常勤講師
- 研究員
- 大学院での研究経験を持つ方
IRや統合報告書制作の経験は問いません。
特に、経営学、会計学、ファイナンス、経済学、公共政策、サステナビリティ、環境学、社会学、組織論、人的資本、産業史、経営史、メディア論、言語学、図書館情報学などを学んできた方は、業務との接点があります。
上記以外の分野でも、資料を読み込み、事実を確認し、論点を整理する経験をお持ちの方は対象です。
理系分野の方でも、技術資料、論文、研究開発資料、製造業の事業資料などを読み解く力を活かせます。
◎求める力◎
- 文献や資料を読み込む力
- 大量の情報を整理・構造化する力
- 事実関係・出典を確認する力
- 数字、年度、固有名詞、因果関係のズレに気づく力
- 複数の資料を読み比べ、企業の戦略や事業構造を整理する力
- 競合企業や同業他社と比較・分析する力
- AIの出力をそのまま信じず、資料に戻って確認する力
- 英語資料を読む力、または英語資料に抵抗がないこと
- 大学生インターンに対して、資料の読み方や整理の観点を伝える力
きれいな文章を早く書けることだけを求めているわけではありません。
むしろ必要なのは、資料を読み込み、論点を整理し、根拠を確認し、複数の可能性を比較しながら、企業の価値を言語化する力です。
研究で日々行っている「調べる」「読む」「疑う」「考える」「構造化する」力が、そのまま活きます。
勤務時間・曜日:
- 平日・土日いずれも勤務可能です。
- 9:00〜21:00の時間帯で、週10時間以上のシフト制となります。
- 授業・研究・本業などの予定に合わせて、勤務時間は相談可能です。
※研究や論文執筆と両立しやすいよう、オンラインでの業務は可能です。
※平日は研究の合間にリサーチを進め、土日にまとまって構成・執筆するなど、ご自身の予定に合わせた働き方が可能です。毎週決まった曜日・時間に固定で入る働き方だけではありません。週ごとに進める範囲を決め、成果物単位で進行する業務もあります。
休暇・休日:
・有給休暇あり
※出勤日数に応じて、入社半年後に付与します。
勤務地:
【東京本社】
〒104-0061
東京都中央区銀座6-17-1 銀座6丁目-SQUARE 11階
【大阪本社】
〒541-0052
大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際 ビルディング15F
※オンライン(在宅)勤務も可
※原則屋内禁煙、喫煙室あり
アクセス:
【東京本社】
・日比谷線 東銀座駅 徒歩3分
・都営浅草線 東銀座駅 徒歩3分
・銀座線 銀座駅 徒歩11分
【大阪本社】
・御堂筋線 本町駅 徒歩5分
・堺筋線 堺筋本町駅 徒歩3分
給与:
時給 3,000円~15,000円
※昇格・昇給あり
※契約社員・正社員雇用あり
待遇・福利厚生:
・社会保険完備
・交通費規定支給
その他:
・勤務開始日の相談OK(3か月程度先まで)
・リモート面接対応可能
・リモート勤務可能
・一日1時間〜稼働可能
雇用形態: アルバイト・パート
給与: 3,000円 - 15,000円 時給