国内外でインフラ設備の老朽化は深刻化しており、限られた人員・予算の中で安全性を確保しつつ、維持管理の高度化・省力化を実現することが急務となっています。当研究グループは、材料劣化の分析技術を基盤に、インフラの複雑な劣化現象を材料・界面レベルで解明し、実装可能な対策技術までを一気通貫で創出する研究開発組織です。劣化現象の分析・評価で得られる知見を起点に、効率的な設備保全を可能とするセンシングや劣化予測、現場で安全かつ安価に延命化を実現する補修・表面保護技術、さらには超長寿命化に資する新材料・新構造の開発までを扱います。材料化学、腐食・表面科学、計測・センシング、データサイエンスを融合し、実環境のばらつきの中でも成立する技術を目指して、評価設計や指標づくりも含めて推進します。研究成果は、グループ事業への適用を通じて社会実装につなげると同時に、論文・国内外会議での発信により学術的価値としても還元し、社会課題の解決に直結する研究開発を進めています。
当研究グループでは、インフラ設備の老朽化問題の解決に資するべく、設備を構成する材料の視点から、劣化機構の解明と対策技術の研究開発に幅広く取り組んできました。今後も、材料の分析・評価技術をさらに深化させながら、より長期的な視点で抜本的な問題解決につながる技術の創出を進めていきます。これに伴い、材料・界面分析、表面処理、機械学習等のデータ活用など各専門領域で中核を担い、基礎現象の解明にとどまらず、実用に耐える解決手段へ落とし込む研究を牽引できる人材を募集します。事業適用による社会実装と、論文・国内外会議での発信を両立しながら、専門性を深めて研究を推進する意欲のある方を歓迎します。
インフラ設備の老朽化という社会的課題に対し、インフラを構成する材料の観点から、問題解決に資する研究・技術開発に取り組みます。インフラ設備の劣化は、環境条件およびその履歴に依存して進行し、同一年数でも劣化度が大きくばらつくため、従来の経験則だけでは予測に限界があります。本ポジションでは、点検記録・画像・環境情報・材料評価試験など、形式も粒度も異なるデータを目的に沿って設計・蓄積・統合し、現場の意思決定に耐える劣化進展の予測モデル構築に取り組みます。加えて、長寿命化に向けた新材料・機能探索についても、材料評価メンバと連携し、マテリアルズインフォマティクス(MI)等を活用してブレークスルーを狙います。複雑な劣化現象を扱いながら、データ欠損や観測間隔の粗さ、検査バイアスといった実環境特有の制約下でも実用に耐える予測へ仕上げる難しさであったり、さらにはデータ駆動の材料探索で抜本的な解決を目指せる点が本領域の面白さです。テーマ設定から手法選定まで研究者の裁量で推進できます。成果を通信設備へ適用することで、グループ事業にも直接貢献可能です。さらに、インフラ設備の材料劣化×データサイエンスは確立途上で未踏領域が多く、実務課題を解きながら新しい方法論・評価指標を打ち立てられます。研究成果の論文化・学会発表も推奨しており、国内外学会での発信を通じて、この分野の先駆者として存在感を示せる環境です。
インフラ設備の材料劣化×データサイエンス領域において、データ設計から劣化予測、MIを活用した材料探索までを推進いただきます。これにより、ような知識・経験が得られます。
・点検/画像/環境・センサ/材料試験データの設計・統合
・劣化進展の予測モデル構築
・MIによる材料・配合探索
・確立途上領域での新規手法・評価指標の確立
・論文化・国内外学会発表による対外発信
本ポジションでは、候補者はデータ設計・予測モデルの中核としてプロジェクトを牽引し、材料評価メンバと連携してMIを活用した材料・配合の探索/材料開発にも踏み込みながら、研究と実用化の両面での成果創出を狙います。中期的には、成果を通信設備にとどめず、社会インフラ領域(電力・交通・建設など)への展開や他業界との協力をリードし、実装インパクトを広げられる人材への成長を期待します。
私たちのチームは、材料化学、腐食・表面科学、計測・センシング、データ活用など異なる専門性を持つ研究者で構成されています。新入社員は、基礎現象の解明から実証実験、さらには現場適用検討までを一気通貫で行うことを特徴としており、研究テーマは学術的深化と事業実装の両立を前提に設計されています。社内外の研究機関・事業会社との共同研究や技術議論の機会も多く、専門性を深めながら分野横断的な視点を養うことができます。
・物理化学、腐食、表面科学、無機材料、有機材料のいずれかの領域に関するスキル(大学院修士課程レベル以上)
・腐食・防食や電気化学評価に関する経験
・画像・環境/センサ時系列データ等などを用いた分析・予測の経験
・マテリアルズインフォマティクス(MI)等を用いた材料・配合探索等の経験
・Python等によるデータ処理・モデル実装の経験
例:700~1,100万円
賞与:年2回(6月・12月)
初年度の具体額は選考を通じて決定し、入社後は業績・評価によって変動します。その他、35歳まで住宅補助費(年間50~60万円)を支給します。
ライフスタイルに合わせて福利厚生メニューを選択可能なカフェテリアプランを採用しています。宿泊施設利用、アミューズメント施設利用をはじめ、健康増進(人間ドックなど)や財産形成(社員持株会、財形貯蓄、企業型確定拠出年金など)、住宅関係(住宅補助費、住宅ローン利子補給など)、育児・介護などの多彩なジャンルにわたりメニューを用意しています。
博士号取得支援制度(3年間で上限573万円支給)、海外研修(大学・研究機関派遣)、NTTグループ企業との交流、国内/海外MOT研修、自己啓発支援制度(専門知識・マネジメント・語学等)等
NTT厚木研究開発センタ
リモートワーク実施率 ~30%
(ただし、業務内容による)
原則としてスーパーフレックスタイム制または裁量労働制
裁量研究開発手当、住宅補助費、子育て・介護手当など
正規雇用労働者の経験者採用比率(新卒を含む全採用者数に対する比率)
・2023年度:46%
・2024年度:45%
・2025年度:37%
※労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表
公表日:2026年4月1日
3年以上の職務経歴(※)をお持ちの方は、「応募」ボタンから情報をお送りください。
(※)企業、大学、研究機関などにおける研究職またはエンジニア職が対象です。任期付き(有期雇用)の教員・研究員、学振PDも含みます。学振DC、在学中のRA/TA、その他在学中の奨学金的な性格を有する研究員は含まれません。
・これまでのご研究内容(または携わってこられた開発案件の概要)
・これまでの研究開発歴(論文、特許、学会・イベントでの発表などリストを含む)
・弊社に入社後、担当したい研究開発内容など
・ご本人履歴書
代表的な論文等をお送りいただく場合も、郵送ではなく応募ページからご登録お願いいたします。上記資料をもとに書類審査させていただきます。書類審査を通過された方には、74週間以内に次の選考に向けたご連絡をさせていただきます。
尚、お送りいただいた応募書類はご返却いたしませんのであらかじめご了承ください。また、応募書類は所定の期間経過後に適切な方法で廃棄し、以後弊社にて個人情報を保管、取り扱うことはございません。