NTT研究所では、基礎研究から実用化開発、そして社会実装に至るまで一貫して取り組んでいます。現在、情報通信技術の果実をすべての人が享受できる豊かな社会を創るため、光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等を提供可能なネットワーク・情報処理基盤の構想としてIOWN (Innovative Optical and Wireless Network) 構想を提唱、実現に向けた研究開発を進めています。
ネットワークイノベーションセンタでは、モバイルと光の融合を支える革新的なネットワークの実現に関する開発を行っています。IOWNの基盤となるAPN (All-Photonics Network) の高度化と普及拡大のため、光伝送ネットワークの高速化・大容量化、光インタフェースのオープン化、APN網の付加価値向上として低遅延化や高セキュア化などに取り組んでいます。
https://group.ntt/jp/group/iown/function/apn.html
NTTグループは2023年3月に世界初のIOWN APNサービスとして、高速・大容量、低遅延・ゆらぎゼロ、遅延の可視化・調整を実現した商用サービスIOWN APN 1.0を開始しました。
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20230302_01.html
その後、2024年12月にはIOWN APN 2.0として「All-Photonics Connect powered by IOWN」でユーザー拠点間を世界最高水準の最大800Gbpsで接続するサービスをスタートしました。
https://business.ntt-east.co.jp/content/iown/feature/
https://www.ntt.com/business/services/network/private-network/arcleasedline/apnplus.html
我々のチームではこれらの商用サービスの基盤となるシステムの企画・開発・導入運用支援を行っておりますが、今後もAPNの高度化と普及拡大を進めるために、企画・開発マネージャを募集することになりました。
IOWN APNは、日本全体およびグローバルの情報通信の基盤であり、高度化する情報処理に対応して、日々アップグレードが必要です。本業務では、NTTグループ各社の商用ネットワークに導入する新たな光伝送システムの研究開発に関する、開発企画、要件定義、採用技術の見極めと実装検討、開発検証、グループ会社での導入運用支援などの一部を担っていただきます。
◆ 開発企画、要件定義
NTTグループ会社の動向と、ワールドワイドでの長期的な研究開発動向を踏まえながら、直近~5年後に必要となるシステムを企画し、その要件を定義します。
◆ 採用技術の見極めと実装検討
将来的に必要となるだろう技術が未成熟な場合に、自ら手を動かしてフィージビリティを確認したり、原理的や実装的に実現できることを確認していきます。装置だけでなく、各種光学パーツの組合せや、ファームウェア、監視制御するオペレーションシステムに関する事項も対象としています。
◆ 開発検証・導入運用支援
装置ベンダや、グループ会社の設備導入部門・運用部門と連携し、導入装置の選定や複数機器を組み合せての動作検証、グループ会社での運用トラブルへの対応を実施します。あわせて、機能・品質・納期・コスト等のマネジメントも行います。
【得られる経験、スキル】
光伝送システムの開発から導入に一貫してかかわっていただくことで、光伝送技術に関する専門性・スキルを習得できるとともに、商用サービスへの導入にむけたステークホルダとの議論・調整力も身に付きます。
また、最新の技術に関する検討内容についての特許出願や国内外の学会へ投稿・講演にも携わることができます。
◇ネットワーク関連
・最新光トランスポートネットワーク技術(OpenROADM/IPoDWDM/OpenZR、GNPy、ホワイトボックス装置技術、デジタルコヒーレント、CDC、波長多重技術など)
・IOWN APN NWシステム設計技術/伝送設計技術
・NW監視制御技術(Netconf/yang、OpenConfig、SNMP、CLIなど)
◇検証関連、故障対応関連
・実機操作スキル(APNノード、ホワイトボックス装置など)
・光伝送評価技術(各種試験機(スペアナ、OTDR、トラヒックジェネレータなど)、自動化ツール活用技術)
・IOWN APN NWシステムの検証計画立案・検証実施・検証管理能力
・検証トラブル対応を通して、商用網で問題が発生した際にベンダに対してその問題点を理解させ、問題を改善させる問題解決能力・折衝能力
・検証を通して、マルチベンダ接続環境下で回線障害が発生した時の障害切り分けスキル及び復旧スキル
◇マネジメント、その他
・光伝送システム開発スキル
・システム開発・検証を通して、システムベンダ開発の中核人材との人脈形成
【一緒に働くチーム構成】
我々のチームは、様々な経歴をもったチームメンバから構成されており、おおむね他企業から中途採用されたメンバが1/3、新卒採用のメンバが1/3、NTTグループの他企業からの出向社員が1/3の比率となっています。
【業務環境】
オフィスは、各人に固定のデスクが与えられ、事務用パソコン以外にも、計算シミュレーション用のワークステーションなどを設置することが可能です。また、自席に限らず共有ゾーンでのディスカッションや個室ワークブースを利用することも可能です。
一方、試験・実験環境として、豊富な伝送装置類や測定器類を利用可能であり、自由な発想を試していただくことが可能です。
・情報工学、通信工学、物理学のいずれかの領域に関するスキル(大学院修士課程レベル以上)
・チームマネジメント経験、部下育成経験(マネージャの場合)
・光伝送ネットワーク設備の計画/設計/構築/保守運用/開発の業務経験
・ネットワーク機器の選定・検証に関するプロジェクトマネジメント経験
・無線伝送ネットワークに関する業務経験・知識
・ネットワーク運用に関する業務経験・知識
・光回路・光デバイスに関する業務経験・知識
・高速電気回路設計に関する業務経験・知識
・組み込み系ソフトウェアに関する業務経験・知識
例:600~1,100万円
賞与:年2回(6月・12月)
初年度の具体額は選考を通じて決定し、入社後は業績・評価によって変動します。その他、35歳まで住宅補助費(年間50~60万円)を支給します。
ライフスタイルに合わせて福利厚生メニューを選択可能なカフェテリアプランを採用しています。宿泊施設利用、アミューズメント施設利用をはじめ、健康増進(人間ドックなど)や財産形成(社員持株会、財形貯蓄、企業型確定拠出年金など)、住宅関係(住宅補助費、住宅ローン利子補給など)、育児・介護などの多彩なジャンルにわたりメニューを用意しています。
博士号取得支援制度(3年間で上限505万円支給)、海外研修(大学・研究機関派遣)、NTTグループ企業との交流、国内/海外MOT研修、自己啓発支援制度(専門知識・マネジメント・語学等)等
NTT武蔵野研究開発センタ(東京都武蔵野市)
リモートワーク実施率 80~90%
関東地方以外に居住しているメンバもいます。
原則としてスーパーフレックスタイム制または裁量労働制
裁量研究開発手当、住宅補助費、子育て・介護手当など
正規雇用労働者の経験者採用比率(新卒を含む全採用者数に対する比率)
・2023年度:46%
・2024年度:45%
・2025年度:37%
※労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表
公表日:2026年4月1日
3年以上の職務経歴(※)をお持ちの方は、「応募」ボタンから情報をお送りください。
(※)企業、大学、研究機関などにおける研究職またはエンジニア職が対象です。任期付き(有期雇用)の教員・研究員、学振PDも含みます。学振DC、在学中のRA/TA、その他在学中の奨学金的な性格を有する研究員は含まれません。
・これまでのご研究内容(または携わってこられた開発案件の概要)
・これまでの研究開発歴(論文、特許、学会・イベントでの発表などリストを含む)
・弊社に入社後、担当したい研究開発内容など
・ご本人履歴書
代表的な論文等をお送りいただく場合も、郵送ではなく応募ページからご登録お願いいたします。上記資料をもとに書類審査させていただきます。書類審査を通過された方には、6週間以内に次の選考に向けたご連絡をさせていただきます。
尚、お送りいただいた応募書類はご返却いたしませんのであらかじめご了承ください。また、応募書類は所定の期間経過後に適切な方法で廃棄し、以後弊社にて個人情報を保管、取り扱うことはございません。