DMMプラットフォーム全体の設計方針の策定と最終判断を担い、20超のチーム・60超のサービスを一つの一貫したプラットフォームとして再構築していく役割です。
単なるレビューや助言ではなく、方針を定め、実証し、組織に浸透させ、実装まで伴走することを期待します。
- プラットフォーム横断のアーキテクチャ設計
・プロダクト横断の共通課題(分散トランザクション、データ整合性、障害耐性、Observability等)を踏まえた中長期アーキテクチャ刷新計画の策定
・中長期アーキテクチャ方針の策定
・個別チームの設計判断の検証・最終意思決定
・必要に応じたプロトタイプ実装による実証
・ADR・デザインレビューを通じた設計方針の浸透
- 基幹プロダクト群の設計・改善
・ID/認証基盤:スケーラビリティと安全性の両立
・決済・電子マネー基盤:高可用性・整合性の担保
・ポイント・クーポン基盤:事業拡張に耐える設計
・不正対策基盤:リアルタイム検知と耐障害性の両立
- モダナイゼーションのリード
・オンプレ → GKE/EKSへの移行設計
・PHP/Java → Goへの段階的リアーキテクチャ
・Temporal/CQRS & Event Sourcingを活用した分散設計の統括
・eKYC導入・新規決済手段追加の設計統括
- 共通の設計基盤づくり
・SLI/SLO設計、信頼性目標の標準化
・Observability設計(障害検知・原因特定の高速化)
・API設計規約、データ整合性ルールの整備
- 組織レベルの設計リーダーシップ
・複数チームにまたがる合意形成の主導
・レビューやADRを通じた設計文化の醸成
・局所最適 → 全体最適への転換をリード
- 5,000万人が毎日使う“DMMの心臓”を、動かしながら作り替える
認証・決済・ポイント・クーポン・不正対策といった基幹領域は、止めることが許されないシステムです。無停止での移行、データ整合性の担保、分散トランザクション設計、障害耐性設計など、他では得難い規模・制約の中で設計力を磨けます。
- プラットフォーム全体の“設計の最終判断”を担う
単なるアドバイザーではなく、プラットフォーム全体の設計方針に対する最終判断権限を持ちます。個別チームの判断を束ね、DMM経済圏としての一貫性をつくる中心的役割です。
- 0→1 / 1→10 / 10→100 が同時に走る、希少な環境
DMMには、
・これから立ち上がる新規サービス(0→1)
・PMF後にスケールするプロダクト(1→10)
・数千万ユーザー規模の基幹サービス(10→100)
が同時に存在します。「新しさの自由度」と「巨大基盤を守る責任」の両立という、極めて挑戦的で面白い環境です。
- モダナイゼーションの最前線をリードできる
決済領域ではすでにTemporalやCQRS & Event Sourcingを活用した刷新が進行中。
これを個別最適に終わらせず、プラットフォーム全体の一貫性あるアーキテクチャへ拡張していく中心人物になれます。
- AI時代の“次世代プラットフォーム設計”に挑める
・AI活用により各チームの開発速度が上がる中、
・仕様書駆動開発(Spec Driven Development)
・AIコストの可視化・標準化
・プロンプトインジェクション対策を踏まえたセキュリティ設計
など、AIを前提とした開発プロセス設計にも関与できます。
ただし、AIはあくまで手段。安全性を担保しつつ開発速度と品質を両立させる設計が本質です。
チーム体制
プラットフォーム開発本部は、在籍200名以上/20〜25チーム規模で運営されています。
各プロダクトチームは、マネージャー/チームリーダー/メンバーを中心に5〜6名規模のケースが多く、オーナーシップを持ちながらユーザー/事業フィードバックを元に改善を継続します。
アーキテクトは、特定の1チームに閉じる役割ではなく、プラットフォーム全体を横断して関与する立場です。個別最適ではなく、複数チーム・複数プロダクトをまたいだ“全体最適”をリードします。
横断的に関与する領域
- 設計方針の策定・整合:認証・決済・ポイント・不正対策のアーキテクチャ方針を定義
- 依存関係の整理と責務境界の再定義:複雑化したプロダクト間の依存関係を可視化し整理
- 移行・モダナイゼーションの推進:オンプレ→GKE/EKS、PHP/Java→Goの基盤刷新を主導
- 品質・信頼性の底上げ:SLI/SLO、Observability、リリース運用、設計ガードレール整備
横断基盤チームとの連携
- Microservices Platform:マイクロサービス基盤の提供・推進
- Design System / FEエコシステム:デザインシステム・モノレポ基盤の提供・推進
意思決定の場
- マネージャー会(週2時間):プロジェクト・組織課題の解決
- Tech Lead MTG(週1時間):技術課題の解決(チームリーダー中心)
- アーキテクチャレビュー / ADR:システムアーキテクトが中心となり設計方針を言語化
DMMに対して、「完成された会社」「すでに成熟しきった会社」という印象を持たれる方もいるかもしれません。
しかし実態として、20チーム超・200名超のエンジニアが運用し、年間売上3,870億円・会員数5,000万人超を支える基幹プロダクト群は、率直に言えば“カオス”な状態にあります。
技術スタックはPHP・Go・Java・Kotlinが混在し、インフラもオンプレミス・EC2・ECS・EKSが時代ごとに地層のように積み重なっている状況です。
さらに、CI/CDもCircleCI・GitHub Actions・ArgoCDがプロダクトごとにバラバラに存在しており、各プロダクト間の依存関係は複雑化しています。結果として、ドメインの責務境界が曖昧になっている箇所も少なくありません。
決済・購入領域ではTemporalやCQRS & Event Sourcingを用いたモダナイゼーションがすでに進行中ですが、個別プロダクトの改善だけではプラットフォーム全体の一貫性は保てません。
加えて、AIの活用により各チームの開発速度が上がりつつある今、整理されていないプラットフォームのままではその恩恵を十分に活かしきれません。
だからこそ、局所最適ではなくプラットフォーム全体を見渡し、設計方針を定められるシステムアーキテクトの存在が不可欠な状況です。
こうした背景のもと、CTOの渡辺が「走っている車を止めずにタイヤを変える」と表現するほどの難易度の高いミッションに向き合いながら、DMMの次の30年を支える基盤へと作り替えていくフェーズにあります。
現在、プラットフォーム開発本部には約200名のエンジニアが在籍していますが、プラットフォーム全体の設計・意思決定まで担えるシステムアーキテクト層は数%、数名程度に留まっています。
そのため今回、この“複雑で、難しくて、面白い”局面をともに前に進めてくださるシステムアーキテクトを募集します。
DMMのプラットフォーム開発本部は、DMMTV/電子書籍/英会話/オンラインサロンなど60超のサービスを横断し、DMM経済圏の“心臓部”を担っています。
具体的には、ID・認証認可、決済・電子マネー、ポイント・クーポン、不正対策といった共通基盤を開発・運用し、すべてのDMMサービスが同じ土台の上でスケールできる世界をつくっています。
次の3つをミッションにしています。
- DMMの60以上の事業の成長を加速させる
新しい施策やプロダクトが出るたびに、ゼロから認証・決済・ポイント設計をやり直すのではなく、プラットフォームを使えば最短距離でリリースできる状態をつくります。
結果として、
・新規サービスの立ち上がりが速くなる
・既存サービスの改善サイクルが回りやすくなる
・「やってみたい」が即プロダクトに変わる
その土台をつくるのが私たちの役割です。
- DMMの信頼を守り、事業の“守り”を固める
決済・認証・不正対策は、トラブルが起きた瞬間に信頼が揺らぐ領域であり、高い品質水準が求められます。
私たちは、
・不正を最小化する仕組み
・止まらない決済基盤
・セキュアでスケーラブルな認証基盤
をつくり、安心感を技術で支えます。
- 良い顧客体験を提供する
ユーザーにとって、
・会員登録
・ログイン
・決済
・ポイント利用
は“DMM体験の最初の接点”です。ここがストレスフルだと、どんなにコンテンツが良くても体験は台無しになります。
私たちは、DMMを使い始める瞬間の体験を、できるだけスムーズで心地よいものにする役割を担っています。
正社員(試用期間3ヶ月)
【必須スキル・経験】
- 大規模システムの設計・運用経験
- 大規模トラフィックを扱うシステムにおいて、可用性・整合性を意識したアーキテクチャ設計に関与した経験
- 障害対応や運用改善を通じて、信頼性・スケーラビリティを考慮した設計に携わった経験
- システムの刷新・改善経験
- 既存のレガシーなシステムに対し、リスクを踏まえた段階的な刷新や構造改善に関与した経験
- 既存システムの課題を整理し、移行や改善の方針づくり、もしくは実装の一部を推進した経験
- 複数コンポーネントをまたぐ設計理解
- 複数サービスやコンポーネント間の依存関係を理解し、 影響範囲を踏まえて設計・実装を検討した経験
- 他チームと連携しながら設計意図を共有し、調整を進めた経験
【歓迎スキル・経験】
- 複数チーム・複数プロダクトにまたがる設計方針の策定および合意形成をリードした経験
- 認証・決済・ポイント・会計など、ミッションクリティカルな基盤システムの開発経験
- DDD(ドメイン駆動設計)の実践的な導入・運用経験
- 分散システムにおけるトランザクション管理、Event Driven Architecture、CQRS/Event Sourcingの設計経験
- Observability(SLI/SLO、分散トレーシング、アラート設計)の設計経験
- GKE/EKSなどのKubernetes基盤、もしくはマイクロサービスアーキテクチャの設計経験
【求める人物像】
- 局所最適ではなく、プラットフォーム全体の価値最大化に喜びを感じる方
- 正解がない状況でも仮説を立て、まず構造を提示できる方
- 複雑な依存関係を整理し、「ここから手をつけよう」と道筋を示せる方
- 自ら手を動かしつつ、周囲を巻き込んで前に進められる方
1000〜1500万円(想定年収)
※スキル、経験を考慮した上で給与を決定します。
〒106-6224 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
フレックスタイム制(コアタイム等、詳細は部署による)
ただし、一部の部署については適用外となります。
完全週休2日制(土・日)
祝日、夏季、年末年始、有給
- 雇用形態:正社員もしくは契約社員(更新の上限:4年)
- 労働契約の期間:正社員採用の場合 無期/契約社員の場合1ヶ月~6ヶ月等
- 裁量労働制の有無:無
- 賃金形態:月給制
- 賃金(年収):3,300,000~
- 固定残業費の有無:有(月45時間分)※固定残業費を超えた時間外労働分は全額支給
- 固定残業費の金額:72,000~
- 社保の有無:有
- 試用期間の有無:正社員採用の場合 有(3ヶ月~6ヶ月等)
- 正社員採用の場合の試用期間中と試用期間後の労働条件の相違点:無
- 募集者の氏名:合同会社DMM.com
- 管理監督者:無
- 異動の範囲:会社が指示する場所、会社が指示する業務
- AWS、GCP、Azure実弾演習場(雇用形態により利用制限あり、非エンジニアも利用可)
- 勉強会、コミュニティ支援制度(雇用形態、所属により利用制限あり)
- カンファレンス参加支援制度(雇用形態、所属により利用制限あり)
- 技術者向けサポート制度
- 社会保険完備(労災、雇用、年金、健康)
- 関東ITS健保
- 介護休業制度(実績あり。雇用形態により一部制限あり)
- 産休育休制度(男女とも実績あり。雇用形態により一部制限あり)
- 慶弔休暇見舞金制度 ※
- 入社時ウェルカム休暇 ※
※雇用形態等により一部制限あり
- 私服通勤可(部署により異なる)
- 交通費支給(月上限5万円まで、日額の上限あり)
- 資格受験費用補助
- AWS/GCP/Azure実弾演習場制度(雇用形態により一部制限あり)
- バランスボール
- 無人売店
- 部活動(サークル)補助
- FamilyDay
- 社内カフェ(一部の拠点のみ)
- 受動喫煙対策あり(喫煙室あり「喫煙専用室」「加熱式 たばこ専用喫煙室」双方設置)