当社は2023年12月に約8億円のシリーズA調達を完了し、2024年12月には日本初となるレベニュー・ベースド・ファイナンシング(RBF)特化型の「Yoii RBFファンド1号投資事業有限責任組合」を設立しました。今後はRBFファンドを通じたスタートアップ・中小企業支援を加速させ、さらなる事業拡大を実現すべく、体制強化を進めております。
現在、CFO配下の管理部門において、FP&A(事業計画・管理会計)を担っていただく方を募集しています。
【募集背景について】
「資産の流動性を上げ、挑戦する起業家・企業の成長を後押しする。」というミッションを掲げる上で、どの企業に、どれだけの資金を、どういう前提で供給できるのかを見極めることは、当社にとって経営管理の課題であると同時に、ミッションをどこまで広げられるかという問いそのものです。
一方で、正直に申し上げると、当社の予算策定や予実管理の仕組みはまだ発展途上です。事業(Yoii Fuel)と投資事業(RBFファンド)の二層構造になり、資金調達コストや回収前提が損益に直接効いてくるなど、管理会計として見るべき論点は急速に増えています。ここを「毎月数字をまとめる作業」ではなく、経営の意思決定に効く機能として設計し直すフェーズにあります。
そのため、予算策定から予実差異分析、そして「じゃあ次どうするか」という打ち手の議論までを一緒に担っていただける方をお迎えしたいと考えています。
【業務内容について】
CFOおよび管理部門メンバー、各事業部と連携しながら、以下の業務をお任せします。入社直後からすべてを一人で担っていただくことは想定しておらず、ご経験に応じて段階的に範囲を広げていければと考えています。
- 予算策定・予実管理
- 年次予算および中長期計画の策定(各部門との連携含む)
- 月次・四半期の予実差異分析、着地見込みの管理
- 経営会議・取締役会向けの業績レポーティング資料の作成
- 予算策定プロセス・予実管理プロセスの高度化と標準化
- 管理会計・KPI設計
- 事業別・チャネル別の収益性分析とセグメント損益の可視化
- 事業KPIの設計・運用および経営指標のモニタリング体制構築
- 資金調達コスト・回収前提を織り込んだユニットエコノミクスの整備
- 投資判断・新規施策に関する財務モデリングとシナリオ分析
- RBFファンド・投資事業の管理会計
- 「Yoii RBFファンド1号投資事業有限責任組合」に関する収益管理・実績管理
- RBFポートフォリオの収益性分析(実行残高・利回り・回収状況の把握)
- 自社バランスシートとファンドを通じた資金供給のバランス管理に関する分析
- LP投資家向けレポーティングの支援
- 上場準備(予算統制・内部管理体制)
- 上場を見据えた予算統制の仕組み化・精度向上
- 予算・実績に関する内部管理体制の文書化および運用
- 監査法人・証券会社対応のうち、事業計画および管理会計に関する部分の支援
- AI活用
- 手作業に依存したレポーティング業務の棚卸しと再設計
- AIツールを前提とした業務プロセスの構築(当社では全メンバーがAIを日常的に活用しています)
【本ポジションの魅力】
- ファイナンス事業のFP&Aという希少な経験:SaaSやEC事業の管理会計と異なり、当社では資金の調達コスト、審査モデルの精度、回収前提といった要素が損益に直結します。事業のPLと投資事業のリターンの両面を扱う経験は、金融領域でのキャリアにおいて代替の効きにくい資産になります。
- 仕組みをゼロから設計できる裁量:既存のルールを運用する仕事ではありません。何を可視化すべきか、どの粒度で管理すべきかを自ら定義し、ツール選定から運用まで一貫して設計いただけます。
- 経営との距離の近さ:30名規模の組織であり、CFOおよび経営陣と日常的に議論しながら進めていただきます。作成した分析が翌週の意思決定に反映される距離感です。
- 数字が事業の本質そのもの:金融事業において、財務データの解像度はそのまま事業競争力です。管理会計の改善が、経営管理の改善だけでなく事業そのものの強さに繋がります。
【現状の組織体制】
CFO、法務、人事、経理を含む管理部門メンバーで構成されています(増員のための採用活動中、およびアウトソーシングを含む外部リソースを活用中)。本ポジションはCFOのもとで、経理・法務・人事の各メンバー、および事業部門と横断的に連携いただきます。
【事業について】
2022年4月にリリースした「Yoii Fuel」は、スタートアップや中小企業に対し、将来発生する収益をAIで予測し、その予測を担保にいま必要な成長資金を調達できるRBFを提供するプラットフォームです。必要な手続きは全てオンラインで完結し、株式の希薄化が生じず、個人保証や担保も要することなく「いま必要な成長資金」を確保できます。
スタートアップの資金調達では、銀行借り入れなどの「デットファイナンス」、株式の移転による「エクイティファイナンス」の2つが一般的ですが、時間も労力もかかり、また計画通りのスケジュールで調達できないことも多いことが課題です。Yoiiでは、企業がより本業であるビジネスに集中することができ、スピーディーな事業成長を支援することを目指し、RBFサービスを立ち上げました。現在はSaaS等のサブスクリプション型ビジネスやD2Cなど、売上の予測が立てやすい事業の企業様を中心にお取引をしております。
現在は、顧客が利用している各種会計管理システムとのAPI連携が可能となっており、お客様の売上や利益など財務状況データをAPIで取得でき、AIで売上を予測、審査してRBFでの資金提供を実行することが可能です。
2022年4月の正式リリース以来、当社はRBFを通じてスタートアップや中小企業の成長資金提供を行い、累計200件を超えるRBFを実行してきました。顧客の広がりも加速しており、利用企業層については、スタートアップに留まらず約30%は中小企業が占めており、今後は更に幅広い地域・業種の中小企業へのサービス提供も強化していきたいと考えています。
Fintechとブロックチェーン領域で豊富な経験を持つCEO 宇野とCTO 大森の2名が2021年4月に創業した当社は、2022年9月に約4.8億円のプレシリーズA調達、2023年12月に約8億円のシリーズA調達を完了しています。
2026年7月1日現在30名の組織です。多国籍メンバーで構成されている当社は国外への事業展開も見据えており、社内のコミュニケーションは英語ベースになっています。
【ご応募を検討されている方へメッセージ】
私たちは、既存金融システムではカバーしきれないスタートアップや中小企業に対し、従前とは違った手法でリスクを評価し、必要とされる資金を供給していくことは社会のためになると強く信じ、私たちのミッションである「資産の流動性を上げ、挑戦する起業家・企業の成長を後押しする。」を実現するために、日々試行錯誤しながら業務に取り組み、お客様と向き合っています。
豊富な金融経験を持つメンバーたちと世界中から集まった優秀な開発者たちが集まり、常に学習を続けながら全力で事業成長に取り組んでいる環境です。
FP&Aという職種は、ともすれば「数字をまとめて報告する人」になりがちです。私たちがお願いしたいのはそうではなく、数字を通じて事業の課題を最初に発見し、次の一手を経営と一緒に考える役割です。整っていないものが多い環境ですが、だからこそご自身の設計がそのまま会社の意思決定の質になります。金融のエコシステムを良くすることに一緒に取り組んでいただける方をお待ちしています。