陸上自衛隊の総合的なクチコミ
3.0
退職後のことをよく考えてお金を貯めるためならおk
定年・満期・中途退職どちらでもいえるのですが、民間では自衛隊がなにをやっているのかさっぱりわかりません。
ただ職域を守って指示通りうごき余計なことをしないが身にしみているので民間からは主体性のない指示待ち人間と取られます。
なのでまったく経歴がつぶしがきかず、悪い軍隊イメージしかないのでブラック企業しかよろこんで取りません。
ですので、運送・土木・飲食業・派遣工以外ではたらくことはほぼできません。
ですから入る以上はちゃんと辞めたあとのことも考えて、実務経験不要な資格(運転免許等)をとって自分のライフプランをちゃんと考え抜いてから入ったほうがいいでしょう。あと、だいたい心がこわれちゃいますので壊れる前に退職しちゃって間髪入れずにバイトでもいいから初めて民間の空気に馴染んでおいてください。
うっかり退職金で数年遊ぼうものなら空白の期間が生じてどこの応募先でもなにかあるのではないか、と疑いの目線で見られます。
数年あそぶのなら何らかの個人事業主でもいいので職についておくのをおすすめします。
あと、今の自衛隊は大変激務で幅広い能力を要求されます。以外ですが、民間よりもはるかにやりがいがあります。やりがいを求めて民間にいくとたいていがっかりしてやめちゃいます。民間は給与もひくい(バブル期と高度成長期には自衛隊のほうが低かったですが)のですぐやめちゃいますのです。
自衛官が民間で長続きしないのは手厚すぎる給与体制とサポート体制があるからその落差でモチベがつづかないのです。
まずは辞めたら高望(給与水準を維持しようと思ったらたいていブラックか身の丈に合わない高度な仕事です)みせずに軽い軽作業等で慣らしてから本格的に再就職するのをおすすめします。
良い点給与、福利厚生
悪い点自衛隊であること
4.0
規律・機敏・奉仕・仲間意識の精神
警察や消防と同じように社会貢献への高い意識が必要なのは同じであるが、やはり自衛隊の存在そのものの目的は国防であり、命令厳守と規律維持は当然、そして今の激動の時代(紛争・テロ・災害等)、有事の際に自分の生命を掛けることが出来ずに命令を拒否すれば、自衛隊法によりその時点ですでに退職していなければ犯罪となりますので、資格取得(大型・整備)を初めから目的とするような方は止めたほうがいいです。また、大卒で幹部候補生以外の高卒等の一般応募の方は既婚者でも陸曹に昇進し職業自衛官にならないと隊舎での寮生活であり、27歳までに陸曹候補生として教育訓練を受けて昇進し職業自衛官になっていないと強制退職となります。(現在は入隊時に一時金として10万円支給されるなど一部変更しているかも)
特別職国家公務員の身分ですので民間人とは違い、年金も退職金も高いので定年退職後の生活にはゆとりを持てますし、それまでは給与はかなり低いものの日常の生活費である食住も無料の他、年間賞与は国家公務員として年3回計6.2ヶ月分あります(下がることはない)のでかなりの金額を貯蓄することも可能です。(休日の隊生活の中、外出で誘惑に負けて酒・風俗に無駄使いしないこと)
また、大卒であれば初めから幹部候補生になることも可能となり出世にも有利ですね。
陸上は2年、海上・航空は3年が1任期となり2任期まで其々一時金がでます。(私の時は1任期で32万でさらにその後2任期を迎えると46万位だったかな)
良い点2任期で退職しても遊ばなければ500万の貯蓄可能、任期満了し20代で退職後、警察・消防・警備職に就くにはかなり有利。
悪い点寮(隊)生活は24時間なので何時でも誰かに見られてます(ストレス発散する場所がない)
5.0
使命感を持ち、高い規律を維持し任務遂行に真摯に邁進
様々な職務を遂行することで、教育訓練管理、人事管理、危機管理、予算執行管理など幅広い分野で段階的な向上を図れる。また小隊から連隊ひいては日本の代表としての判断や外国の担当者との交渉などを経験できる。
自衛隊では命を懸けて国を守るという崇高な任務を達成するために、後輩の育成は重要なことであり、職務の遂行とともに、自衛隊の学校への入校、または教官として教えながら学ぶことができた。
マネジメントとしては、何処においても任務を遂行しなければならず、作戦・情報・人事・後方支援の分野で小部隊から完全性を追求しており、個人としても、部隊としても良好な管理をしている。
同僚は、国を守るという共通の任務を遂行する同志であり、私利私欲が少なく、信頼を置ける者ばかりであった。
. 一番大変なことは、命を懸けて国を守ることから、体力気力の限界まで厳しい訓練をしなければならず、命の危険と紙一重の状況で実施しなければならないこと
一番楽しいと思うことは、共に訓練し学んだ後輩が、災害派遣やPKO等で立派に任務を遂行し高い評価を受けていること
良い点国を守るため、相手が外国軍人であり、優秀な人材の育成を重視した組織・管理体制となっていること。
悪い点若年定年制のため、65歳までは再就職を2回以上経験する必要があること。
4.0
心理カウンセラー |
千歳市 | 2019年2月14日
安定している。
私は、これまで14回の転勤と19の業種を経験してきました。また、様々な方々との出会いを経験してきました。
巨大組織のため14回の転勤先々では初対面の人ばかりで、各々職場の雰囲気も違い、自然に、郷に入れば郷に従うという心がけが身に付きました。また、転勤の都度経験のない業種に就き毎回大変な思いをしましたが、その中で臨機応変・柔軟な姿勢を心がけるようになりました。
これらの経験により新しい職場に馴染むことや初めての業務への取り組みに関しては問題ないと自負しております。
しかし何よりも、2007年に受けたカウンセリングの教育をきっかけにメンタルヘルスに関する勉学に没頭し、駐屯地カウンセラーの指定を受けて以来、体験カウンセリングを含め通算延べ約400人の実戦を積むとともに、形骸化していたカウンセラー体制を一から築き上げ、駐屯地隊員がカウンセリングを気軽に受けられる雰囲気を作り、また、月1回を基準にカウンセラー便りの配信も行いました。
その後にメンタルケアカウンセラー® 及びメンタルケア心理士® の認定を受け、メンタルケア学術学会の会員に登録する等、メンタルヘルス関連への情熱は非常に強いものがあり、そして私の強力な武器でもあります。
良い点安定している。
悪い点メンタルヘルスへの関心が薄い。
5.0
特別職国家公務員 |
日本 | 2015年3月14日
陸上自衛隊とは
新隊員は6ヶ月(前期・後期)の教育を経て、その後部隊配置されます
陸上自衛隊では(普通科、特科、機甲科)という戦闘職種の他に、通信、偵察、衛生、音楽、会計、警務、科学・・・・・等々多種ありますが、入隊時に決定されます。
部隊の普段の1日では職種によって変わりますが、整備をしたり、体力練成したりと・・
しかし演習になると1ヶ月~3ヶ月とかの演習もあり、その間演習場にテントで宿営したり、演習場の宿舎にいたりと言う感じです。、
また最近では海外派遣も多く、半年以上の派遣もあるようです。
働きながら学ぶのは、どんなに大変な仕事も皆で行えば必ず完遂できるということ。
それには人間関係も大事ですが陸士~陸曹~幹部まで皆さんが思うほどかしこまった感じではなく、和気藹々です。
命令系統はしっかり保持されてます。
仕事で大変なのは家庭のある人は大変です、長期不在や転勤がありますから。
楽しいのはいろいろな免許取得が、ほぼ無料で取れると言う点と、自衛隊の古参になると結構人を動かすことができてやりがいが出てくる。
特に難しい経験をしなくても人の動かし方は身についてくる。
良い点生活費がかからない(駐屯地内で生活した場合)
悪い点時間的拘束が結構ある
1.0
特別国家公務員 |
善通寺市 | 2021年8月24日
人間として扱われません。
配置部隊にもよりますが、基本的に新隊員は人間として扱われません。
何年かして階級が上がっても基本的に人間として扱われません。
家にも帰れません。朝は早いです。雑務は常に率先急行です。理不尽は日常茶飯事です。実質稼働時間は朝0600のラッパから2300の就寝ラッパまでです。稼業後というのはありますが、事務所や偉い人の部屋の清掃や居住スペースの清掃、戦闘服のプレス、半長靴磨きで就寝になります。班長や一個上の先輩による点検もあります。
土日は休みですが、敷地外にでるのに何人かのエライ人のハンコをもらいにいくスタンプラリーを実施しなくては外出できません。
ゴールデンウイークや年末年始休暇はありますが、残留制度があり下っ端はだいたい残留ででれません。新隊員がガンガン入れば状況は変わるかも知れませんが、募集難なので来ません。なので数年たって階級が上がっても下っ端は下っ端の扱いを受け人間扱いされません。
陸曹で営外物になったら変わると思いますが道は長いです。
良い点衣食住は完備
悪い点ほぼセルフ軟禁状態
3.0
公務員らしく社会主義的風潮がある
人は良いが組織が悪いと言われるように大きすぎる組織が有益な人材を活かしきれていない所はある。
出来る者に仕事が偏ることもある上に、公務員故に頑張ってもそれは他の者と大して給与は変わらないという側面がある。
それ故に向上心ある者とそうでない者の意識の差は激しい。
良く言えば向上心ある良い先輩方についてさえいければ良い隊員におのずとなれるという事。
悪い先輩しかいない腐った部署に行ってしまえばお先真っ暗である。
ここで学べる事は専門分野が多く民間には全く活かせない。
ただし、先輩として後輩に指導するにあたりOODAループを活かしたやり方や如何にして組織が良い雰囲気で回るかを考えた立ち回りを学ぶことはできた。
自分の心の持ちようで捉え方が大きく変わる職場であるので、悪いとは言えない。
楽しかった事は山ほどあって紹介出来ないが、一番辛かったことは災害派遣で動物をあり得ない位殺さないといけなかったこととその糞便や死体の処理をした事。
良い点福利厚生及び休暇の多さ
悪い点人権の一部停止
4.0
部署によってピンキリな職場
陸上自衛隊員として勤務します。
15個に分かれる職種のどれか一つに入り、
その職種の専門的な仕事をします。
(大きく分けて、戦闘職種と後方職種)
職種の希望はできますが、適正によって職種は決められ、後から変更するのは難しいです。
半年の教育期間後に配属された部署で働くことになります。
常に24時間働いていることになっており給料もその分多いみたいです。
部署によっては22時まで働いているところや
17時には仕事が終わるところもあり、仕事の密度もそれぞれです。
が、24時間働いていることになっているので
給料は一緒です。
残業しようがしまいが一定の給料なので、自分が忙しく、同期が17時帰ってしまっても給料が一緒で不満がたまるかもしれません。
そして働く職場はほぼ自由に選べません
(きぼうはできます)
ので、残業が多い職場に最初から配置されることもあります。
良い点生活にお金がかからない。(衣食住、病院代も全部用意される)
悪い点体育会系の方が多いので考え方に偏りががある。
5.0
特別職国家公務員 |
宇都宮市 | 2018年9月24日
人を大切にして、育て上げることを第一とし、仲間との団結を大切にする気風が素晴らしいところです。
大学を卒業後、55歳定年まで陸上自衛隊で勤務しました。その間、ヘリコプターの整備から始まり、新機種導入時の飛行試験、整備員、操縦士養成学校の航空力学教官、ヘリコプターに関係する補給、整備管理用コンピューターシステムの開発、導入を担当しました。
特に、専門ではない分野もありましたが、与えられた仕事は、いい経験になりますので、先輩や仲間に助けてもらいながら、頑張りました。
また、自衛隊で培ったガッツで、定年後に入職した医療法人では、介護老人保健施設の事務員そして事務長をさせていただきました。
とても勉強になりましたし、自衛隊とはまた違う世界を知りました。
ただ、勤務地が遠く、また残業が多いため帰宅時間が遅いことが多くあります。家事を負担してくれている同居の老母も、体力的に衰えてきたので、その負担を軽減するため、この度、転職を決意しました。
良い点明朗。気に病まない。
悪い点短気。マイペース
5.0
体力面、精神面に自信のある人におすすめします。
朝の稽古に始まり、訓練や、体力練成、整備などで、毎日を過ごします。
仕事が終わった後は、各人適宜体力練成や勉強の時間に当てられます。
働いて学んだことは、躾や、節度を持って過ごすことの大切さです。
大きな声での挨拶や、返事や、積極性を持って仕事を行うこと、
基本的なことではあると思いますが、大切にするようにという風によく教えられました。
福利厚生もしっかりしており、また各人の悩みや相談にも真摯になって受け止めてくれます。
同僚はみな、同じ目的をもち、似たような人が多く感じました。
仕事熱心であったと思います。
一番大変なことは、持久力と、堪える力です。
働くとわかりますが、我慢を強いられる局面が多々あります。
楽しいことは、訓練をしてるときです。
新しいことを学びながら、人に教育をしたりもします。
体力ばかりの職場に思われるかもしれませんが、
体力、学力も求められます。
良い点体力、気力ともに鍛えることができる。
悪い点長期にわたる演習などがある。